子どもの水泳のタイムが伸びないときに意識して欲しい4つのこと

子どもには水泳のタイムが伸びやすい時期、伸びない時期がある

水泳

子どもには水泳のタイムが伸びやすい時期と伸びない時期があります。

水泳のタイムが伸びやすい時期とは、

  • タイムトライアルに挑戦して間もない頃
  • タイムの壁にぶつかるまで

これらであり、育成選手に上がってまもない頃や、タイムトライアルに挑戦し始めた頃は、タイムは伸びやすいです。

 

一方、ある一定のタイムになると、急にタイムが伸び悩む時期が出てきます。

具体的には100メートル個人メドレーの基準タイムが切れない、育成であれば50メートルクロールで40秒の壁を乗り越えることができないのが『タイムが伸び悩む時期』にあたります。

この記事では、タイムが伸び悩む時期がきたときに意識して欲しい4つのことをご紹介していきますので、是非参考にしてください。

 

 

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子どもの水泳のタイムが伸び悩んだときどうすればいいか

悩み

水泳のタイムは、タイムが伸びづらくなる『タイムの壁』にぶつかるまでは1秒、2秒と簡単に伸びていきます。

タイムの壁にぶつかるまでは、特に何も考えなくてもタイムは伸びていくので、いざタイムが伸びなくなったとき、どうすればいいか悩むのではないでしょうか。

しかし、あることをきっかけにこの壁を乗り越えると、またタイムが伸び始めるということはよくあることです。

 

このきっかけは、人によって違いますが、ぼくの場合はコーチが変わったことで、

  • コーチとの相性が良くなる
  • 練習内容がこれまでにない、創意工夫されたものになる

これらになったおかげで、タイムの壁を突破することができました。

スイスイコーチスイスイコーチ

タイムの壁を突破すると「これまでしてきた練習は無駄ではなかった」と、本気で思えます!

それに水泳をより好きになることができますよ。

 

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ここがポイント!

  • 水泳のタイムを縮めるコツが分かる
  • 私がタイムの壁にぶち当たったときに練習で意識したことを知れる
  • 水泳のタイムを縮めるために効果があった練習が分かる
  • スランプを脱出した体験談を知れる

子どもの水泳のタイムが伸びないときに意識したい4つのこと

水泳

私が20年間水泳と向き合ってきて、タイムが伸び悩んだときに意識していた4つのことを書いていきます。

どれも現役時代、コーチからタイムを伸ばすために言われたことになります。

  • 「水泳のタイムが伸び悩んでいる」
  • 「子供のタイムが伸びない」

このように思われている方は、どれもすぐに出来ることなのでぜひ参考にしてください。

水泳の練習をするとき呼吸制限を取りいれる

普段の練習で呼吸に気をつかっていますか?

呼吸を制限することで、心肺機能を高めることができます。

心肺機能を高めることで、後半失速してしまうスピードを維持することが可能です。

 

具体的には、メイン練習を除いたどの練習でもいいので、毎回呼吸しているのであれば3回に1回呼吸にしてみる、3回に1回呼吸であれば5回に1回呼吸にしていきましょう。

そしてこの習慣を1週間、1ヶ月と続けてください。

日に日に、心肺機能が向上していくのがわかるので、練習の習慣として取り入れやすいのもポイントです。

筋トレするときは超回復を意識する

筋トレしている方は、超回復を意識しながらトレーニングに取り組んでいますか?

超回復とは、筋トレをした後、24時間〜48時間の休息をとることで、トレーニング前より筋肉が増える現状のことをいいます。

超回復を意識していない人に比べ、超回復を意識している方は効率的に筋肉を増やすことができるので、筋トレをするのであればトレーニング後1日〜2日は筋肉を休ませるようにしましょう。

 

また水泳を速くなるために筋トレ&練習後にプロテインを飲むなら、

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これらの特徴があるホエイプロテインをトレーニング後45分以内に飲む(タンパク質やビタミン、ミネラルの吸収が良い)ことをおすすめするので是非参考にしてみて下さい!

超回復

出典:CramerJapan

普段の生活のなかで水泳のイメージトレーニングを行う

イメージトレーニングとは、頭のなかで泳いでいる姿をイメージして、その正しい運動動作を学習することです。

まだイメージトレーニングを取り入れていないのであれば、まずは『目標としているタイムを切っている自分をイメージする』ことからで構いません。

イメージトレーニングをすることで、試合本番の緊張を和らげることができたり、泳いでいなくても身体にフォームをインプットさせることができます。

 

水泳選手に限らず、イメージトレーニングを取り入れいているトップアスリートは多いです。

このなかでも、一番有名なのは、オリンピックで23個の金メダルを獲得したマイケルフェルプス選手ではないでしょうか。

彼のイメージトレーニングの方法を参考にしている水泳選手は多いので、是非参考にしてみてください。

フェルプスが10代の頃、水泳の練習が終わるとコーチは「夜寝る前と朝起きた後にビデオテープを見るように」と言いました。

それは本物のビデオテープではなく、イメージトレーニングのことでした。毎朝毎晩、フェルプスはジャンプ台からプールに飛び込んで完ぺきに泳ぐ状態をスローモーションで想像しました。

手で水をかく瞬間、プール内面の壁、ターンからフィニッシュまで。

体はベッドの上にあっても、実際は泳いでいるような感覚がありました。

最終的には、コーチが本番前に「ビデオテープを忘れるな」と言うだけで成果を出せるようになりました。

引用:ライフハッカー

コーチとの相性が悪ければ、評判の良いスイミングスクールに移動してみる

水泳の記録を伸ばすために、コーチとの相性は大事です。

コーチとの相性が良くなるだけで、いままで乗り越えることができなかったタイムの壁を乗り越えることができます。

その理由は、コーチが変われば練習方法も変わるからです。

 

わたしの場合は、

  • フィンをつけての練習
  • 呼吸制限を取り入れた練習
  • 脈拍を常に意識した練習

など、これまで経験したことのない練習をすることで、100メートルクロール1分きれなかったのが59秒になることができました。

「今のコーチのままでは、伸び代がみえない」

このように思うのであれば、近所で評判の良いスイミングスクールに移動するというのも一つの選択肢です。

 

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ここのスイミングスクールの特徴が分かる!

  • 東京スイミングセンター
  • みゆきがはらスイミングスクール
  • コナミスポーツ
  • イトマンスイミングスクール
  • JSSスイミングスクール
  • セントラルスポーツ

 

 

子どもの水泳のタイムが伸び悩んだとき、続けさせるべきか、辞めさせるべきか

選択

水泳のインストラクターをしていて思うのですが、子どもの水泳のタイムが伸び悩んでいるとき、「続けさせるべきか、辞めさせるべきか」と悩む親御さんは多いです。

子どもが水泳を好きなのであれば、タイムの壁を越えた先にまっている『これまでにない達成感』を体感させてあげてください。

 

達成感を体感することで、これまで選手コースに興味がなかった子どもが「選手コースを目指したい!」と言ってくれるケースは多々あります。

子どもが選手コースで頑張っている姿を見て、親もマスターズ水泳を始めることもありますので、泳ぐのが好きなのであれば是非続けて欲しいです。

 

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ここがポイント!

  • 子どものスイミングの辞めどきの事例が分かる
  • ゴールデンエイジ期について知れる

 

おわりに:子どもの水泳のタイムが伸びるために

水泳

水泳のタイムが伸び悩んだときは、

  • 呼吸制限を取り入れる
  • 超回復を意識した筋トレをする
  • イメージトレーニングを行う
  • コーチとの相性を考えてみる

これらが『タイムの壁』を突破するための良いきっかけになるかもしれません。

 

水泳を続けていればタイムの壁にぶち当たることは何度もあります。

タイムの壁を突破すれば、その先にある、

  • 選手コースになる
  • C〜A級大会に出場
  • JO(ジュニアオリンピック)に出場
  • 県大会、関東大会、全国大会に出場
  • 国際大会、オリンピックに出場

これら、大きな目標に突きすすむことが出来ます。

 

ぼくは関東大会までしか出場できませんでしたが、関東大会への切符がかかった『県大会の決勝の舞台』は、いまでも鮮明に覚えています。

あの舞台に立ったとき、

「これまで辛い練習を頑張ってきて、本当に良かった」

心の底から、そう思うことが出来ました。

将来この舞台でしか味わえない感動を味わうために、水泳を続けていくのもいいのではないでしょうか。

おまけ:水泳タイム伸びないに関連する記事はこちら

当サイト(スイスイ坊や)では他にも、水泳に関する記事や英語とプログラミングのおすすめ勉強法について紹介していますので、ぜひ併せて参考にしてみてください^^