子どもが通っているスイミングスクールでトラブルが発生したとき、親はどうするべきか
子どもが通っているスイミングスクールでトラブルが発生したとき、親はどうすればいいのか迷うのではないでしょうか。
トラブルが発生したときの対処法として、
- 振替を実施する
- トラブルを防ぐために、スクールバスで送迎する
- じぶんで解決しようとせず、コーチに相談する
これらを挙げることができます。
ほとんどのトラブルは、コーチに相談することで、解決できる場合が多いです。
その理由は、相談を受けるコーチ側も、これまで多くの相談案件を扱っているからになります。
ただし、各スイミングスクールには会員規則というものがありますので、度を超えたトラブルの場合は対処できないということは覚えておいてください。
会員が本クラブの施設の利用中、会員自身が受けた損害に対して、本クラブは、本クラブに故意または過失がある場合を除き、当該損害に対する責を負いません。
会員同士の間に生じた係争やトラブルについても、本クラブは、本クラブに故意または過失がある場合を除き、一切関与せず、責任を負いません。
引用:コナミスポーツ
スイミングスクールで良く発生する5つのトラブル
私がスイミングスクールのインストラクターをしているなかで、よく発生している5つのトラブルをご紹介していきます。
「こんなトラブルがあったときは、このようにすればいいのか」と、親として子どもを守るためにも参考にしてみて下さい。
スイミングの練習中「子どもがふざけて邪魔、ぶつかってくる」と言われる
「スイミングの練習中に、うちの子供にぶつかってくるんですけど」
このような相談は、特に5歳前後の子どもが小学生のクラスにあがったとき、小学生側の親からされることが多いです。
クレームが入ったことを親御さんに告げると「もう辞めようかな」と思う方もいます。
でも小学生に満たない子どもが小学生のクラスに上がっているので、コーチの立場からすると「辞めてしまって勿体ないな」と感じるのは事実です。
子どもがスイミングを好きなのであれば、スポーツを通じて子どもの神経系は発達するというメリットもあります。
できれば振替を実施して、是非スイミングを続けて欲しいです。
子どもがスポーツを続けるメリットについては、こちらの記事「子供のスイミングはいつから始める?身体に起きる5つのメリットとは」に書いてあるので、なぜ私が振替を実施なければならないのかと疑問に思う方は、ぜひ読んで欲しいです。
タイムを競っているライバルから嫌がらせを受ける
「子ども同士の仲が良かったのに、タイムを競うようになってから嫌がらせを受けるようになった」というトラブルは多いです。
このような場合は、まずコーチに相談してみてください。
コーチに相談しても、変わらない場合は、子どもがトップスイマーを目指しており、他に評判の良いスイミングスクールがあるのであれば、思い切ってスイミングスクールを変えるのもありです。
評判の良いスイミングスクールが分からない場合は、選手コースの実力(ジュニアオリンピックに参加している選手はいるか、過去に大会で活躍している選手を輩出しているか)をみることである程度、判断することができますので参考にしてください。
写真撮影禁止なのに、スマホやカメラで撮影している
写真撮影禁止の場所に関わらず、写真撮影している方をみかけた場合は、無用なトラブルを避けるためにもスクールの職員に伝えてください。
直接「写真撮影禁止ですよ」と伝えることで、ほかのトラブルに発展してしまうケースもありますからね。
スイミングスクールで水イボ・とびひに感染する
スイミングスクールの公式ホームページを確認すると、利用者のマナーとして、水イボやとびひに感染している場合は、完治してからレッスンに参加してくださいと記載されている場合があります。
コナミスポーツクラブでは完治してからの参加をお願いしています。完治するまでは授業の参加をお控えいただけますようお願いいたします。
引用:コナミスポーツクラブ
もし子どもが水イボやとびひに感染してしまった場合は、
- 無用なトラブルを避けるため
- 感染を拡大させないため
このような事態にならないためにも、完治してからスイミングに通うようにしていきましょう。
スイミングスクールを退会するときに発生するお金の問題
スイミングスクールを退会するとき、主に発生するトラブルとして『お金の問題』があります。
お金の問題とは、1月に辞めたはずなのに2月分の月謝を請求されているということです。
このトラブルは、スイミングスクールの退会規則を確認することで、避けることができます。
退会規則に「当月退会は各月10日までの受付となります」と記載されている場合は、10日までに退会手続きを行わなければ、翌月の月謝を支払うことになりますので、退会規則は必ず確認するようにしていきましょう。
スイミングスクールでトラブルが発生したとき、モンスターペアレントと思われないために
スイミングスクールでトラブルが発生したとき、自分から相手に何らかの行動を起こす事で、余計なトラブルを引き起こしてしまうかもしれません。
それに、親同士で解決しよとして感情が昂り、「この人、モンスターペアレントかも・・」と思われてしまうのも嫌ですよね。
だからこそ、スイミングスクールでトラブルが発生したときは、まずコーチに相談してみましょう。
実際にスイミングスクールで何らかのトラブルが発生したとき、親から相談されることは良くあることです。
コーチは親から相談されることで、
「こんなトラブルが合ったのか」
と、気づくことが出来ます。 トラブルに気づくことで、スイミングスクール側も何らかの対策をしてくれるので、些細なことでも構いません。 「こんなことでも大丈夫かな?」と迷ったら、じぶんの子どもを守るためにも相談してみてください。
おわりに:スイミングスクールで無用なトラブルを避けるために
スイミングスクールでトラブルを避ける方法として、
- 振替を実施する
- 送迎バスの利用を考える
- コーチに相談してみる
これらを挙げることができます。
トラブルが原因で、スイミングを辞めてしまうことほど勿体ないことはありません。
子どもがスイミングを好きなら尚更です。
これから先スイミングを続けることで、テストに合格するために一生懸命になっている若しくは、大会で一生懸命に泳いでいる子どもの姿を目に焼き付けることができます。
このようなとき、スイミング延いてはスポーツを通してでしか味わうことができない感動を体感することができるので、スイミングでトラブルに遭遇しても、子どもが辞めたいというまでスイミングを続けてみてはいかがでしょうか。