クロールを速く泳ぐ5つのコツ!子どもや水泳初心者ができる練習法

クロールを速く泳ぐコツをつかむために練習で意識したいこと

水泳
クロールを速くなるための大前提として、じぶんの頭で考えながら練習を継続することが必要です。

じぶんの頭で考えながら練習を継続するためには、両手で交互に水をかき、両足を交互に上下に動かして泳ぐ泳法クロールを速く泳ぐコツを知らなければなりません。

 

この記事を最後まで読むことで、

  • クロールを速く泳ぐためのコツ
  • 子どもがクロールを速く泳ぐためにできること
  • 具体的な練習メニュー

これらが分かりますので、是非参考にしてください。

 

スイスイコーチスイスイコーチ

◯◯すると速くなるという、ベストタイムを簡単に更新する方法はありません。

ですが、同じ練習をしていても『少しの意識の差』でいつもより濃い内容の練習をすることはできます。

いつもより濃い内容の練習をするためにも、頭の片隅に少しの意識の差をうえつけていきましょう!

 

 

クロールに関する記事は、下記のページでご紹介しています。

クロールを楽に速く泳ぐための5つの方法

クロールを速く泳ぐためには、

  1. アゴが出ないように視線に気をつける
  2. 飛び込みをしたとき頭からではなく足から上がる
  3. ターンの後のひとかき目に呼吸をしない
  4. 短距離を泳ぐときは呼吸を少なくする
  5. ラスト5mは絶対に呼吸しない

これらのコツを押さえながら練習していくことが必要です。

 

このなかでもターンと呼吸に関することはバタフライを速く泳ぐときに応用できるので、併せて参考にしてほしいです。

バタフライを速く泳ぐコツについては「【バタフライを速く泳ぐ5つのコツ】具体的な練習メニューと筋トレ方法」こちらの記事に書いてあるので、是非読んでみてください。

クロールを泳ぐコツ①アゴが出ないように視線に気をつける(動画付)

クロール

クロールを速く泳ぐためには水の抵抗を減らす必要があります。

水の抵抗を減らすためには、クロールを泳いでいるときアゴが出ないように視線を真下(アゴを引きすぎないように)か斜め下に向けていきましょう。

 

視線を真下か斜め下にするかは、実際に泳いでみて『じぶんが泳ぎやすい視線』を選択してみてください。

こちらはクロールが泳げない子どもに向けた動画ですが、泳いでいるときの頭の位置を参考にすることができますよ!


出典:コナミ  

クロールを速く泳ぐコツ②飛び込みをしたとき水中で2回〜3回バサロキックをうち頭からではなく足から上がる

クロール

クロールの飛び込みをしたとき、直ぐにクロールのキックをうつのではなく、

  • バサロキックを2回〜3回うつ
  • 頭から水面に上がるにではなく足から上がる

これらを意識する事で『飛び込みの勢い』を弱めることなく泳ぎ始めることができます。

 

足から上がるときのポイントは、

  • ストリームラインをしっかり作る
  • 足が水面にでたら手をかきはじめる

この2点です。

 

飛び込みについては動画でイメージをつかんでから練習に取り入れた方がいいのでトップスイマーである3レーン松田選手、5レーンの萩野選手の飛び込みを参考にイメージをつかんでみてください。


出典:YouTube

 

参考記事水泳飛び込み

 

クロールを速く泳ぐコツ③ターン後のひとかきめに呼吸をしない癖をつける

クロール

50mクロールの場合は、ターンの後のひとかき目に呼吸をしないようにして行きましょう。

ターンの後のひとかき目に呼吸をしない癖をつけるだけでも、タイムを縮めることができます。

 

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わたしはターンの後のひとかき目に呼吸をしない癖をつけることで、100、200mのクロールのタイムを縮めることができました。

水泳選手として泳ぎ続けていくのであれば、ターンの後のひとかき目に呼吸をしない癖をつけておいてほしいです。

クロールを速く泳ぐコツ④25m50mの場合は呼吸回数を少なくする

「クロールの短距離を全力で泳ぐとき、呼吸回数はどうすればいいですか」

水泳のインストラクターをしていると、このような質問を受けることがあります。

結論からいうと、

  • 25mの場合は0回か1回
  • 50mの場合は行きに1回帰りは2回

これらくらいの呼吸回数を目安にしてほしいです。

 

ただ呼吸回数を少なくすることで苦しくなり、泳ぎのフォームが崩れたり、キックの勢いが弱まってしまうのであれば無理に呼吸回数を減らさないようにしていきましょう

 

クロールの呼吸については『クロール息継ぎ』こちらの記事に、息継ぎのコツから呼吸回数とタイムの遅速についてまとめてあるので読んでみてください

クロールを速く泳ぐコツ⑤ラスト5mは絶対に呼吸しない

ラスト5mはどんなに苦しくても『なにくそ根性』でゴールに向けてかけぬけていきましょう。

ここで呼吸をするかしないかで、タイムが0,1秒変わると思えば頑張れるのではないでしょうか。

なにくそ根性は、日頃の練習からラスト5mは呼吸をしないと意識しておくことで、タイムトライアルや試合でも自然とできるようになります。

 

クロールを速く泳ぐためのコツを押さえたら、次はキックや手の回し方、息継ぎの3つの基本動作のコツを改めて見直してみませんか?

この3つのコツを併せて長く泳ぐコツ、ターンや飛び込みのコツについて下記の記事にまとめてあるので是非併せて参考にしてください!

 

小学生(低学年)の子どもがクロールを速く泳ぐために親ができることはあるのか

水泳

子どもが育成もしくは選手コースで泳いでいると「うちの子はどうすれば速く泳ぐことができるのか」と思うことがあるのではないでしょうか。

 

結論からいうと親がアドバイスするのもいいですが、アドバイスすることにより子どもが誰の言うことを聞けばいいのか迷うのであれば、

  • 練習で疲れた子どものために疲労回復ジュースを用意する
  • 規則正しい生活、睡眠時間をとらせる
  • ベストタイムが更新できるよう試合前の食事管理を徹底する
  • レースのビデオ撮影をするのであれば、速い選手と子どもをうつす

これらのことをして、親はいつもみていると陰ながら応援してあげてください。

 

親が干渉しすぎて、子どもが泳ぐことを嫌いになってしまっては本末転倒です。

特に小学校低学年の場合は、じぶんの言いたいことを上手く表現できない場合もあるので、焦ることなく子どもをサポートしてみてほしいです。

なお試合前の食事管理ついては『水泳試合前の食事』こちらの記事に、味の素の栄養管理士が開発したパワーボールの作り方が書いてあるので、是非参考にしてください。

クロールを速く泳ぐコツを意識した『具体的な練習メニュー』

スイミング

クロールを速く泳げるようになるためには『速くなるコツ』を押さえながら練習しなければなりません。

あなたがコーチから指導を受けている立場であれば、その練習中に速くなるコツを意識すればいいですが、じぶんで練習メニューを考える際は困りますよね。

 

ですから、じぶんで練習メニューを考える場合は、

  1. 25m×8回(手と手が重なったら次の手を動かすキャッチアップクロール)45秒サークル→目線に注意する
  2. 25×8回(12,5ずつ息をしないでハード・イージ)50秒サークル→呼吸数を少なくする
  3. 50×8回(1本ずつハード、イージを4回繰り返す)80秒サークル→ターン後に呼吸をしないこと、ハードのときできればいきは1回、帰りは2回呼吸、ラスト5mは絶対に呼吸しない
  4. できれば飛び込みの練習→動画でイメージを掴み、2回〜3回バサロキックをして足から上がる

この4つのメニューを練習に取り入れて、週に4回以上は練習してほしいです。

 

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サークルや本数は目安になるので、自身のレベルに合わせて変更していきましょう。

 

 

クロール速く泳ぐに関連するQA

クロール2ビートで速くなれる?

片手を1回かく間にキックを1回うつ2ビートキックは、手と足のタイミングが鍵です。

2ビートは主に200m以上の試合に出場するとき使います。

速く泳ぐためのトレーニングって?

陸上で出来るトレーニングについては「水泳筋トレ」こちらの記事に筋トレメニューをまとめてあるので、是非併せて参考にしてください。

クロールが速くきれいに泳げるようになる?クロールすいすい泳ぐことできる?

練習間隔を開けないで、クロールの練習をすることで、クロールを楽に速く泳げるようになります。

平泳ぎ速く泳ぐ方法は?

【平泳ぎの正しい泳ぎ方と速くなるコツ】息継ぎやターン手足のタイミングを習得」こちらの記事にまとめてあるので、平泳ぎも速くなりたい方は是非読んでみてください。

2軸泳法って?

2軸泳法と難しく考えずに、クロールを速く泳ぐためには、まず当記事で紹介していることを実践することをおすすめします。

クロールキャッチ手首どうする?

キャッチするときは力を入れすぎずに、自然体で水を掴んでいきましょう。

必ず速くなる水泳練習法って?

日々考えながら、これと思った練習方法を繰り返すしかありません。

おわりに:クロールを速く泳げるようになるために

クロール

クロールを速く泳げるようになるためには、

  1. アゴが出ないように視線に気をつける
  2. 飛び込みをしたとき頭からではなく足から上がる
  3. ターンの後のひとかき目に呼吸をしない
  4. 短距離を泳ぐときは呼吸を少なくする
  5. ラスト5mは絶対に呼吸しない

これら5つのコツを掴みながら練習する必要があります。

 

クロールを速くなるための練習は辛いですが、今まで意識してないことを考えながら練習すると練習中に新たなことに気づくことがあります。

新たなことに気づくと、これまで以上に水泳が楽しくなるので、是非『ベストタイム更新』を目指して頑張っていきましょう!

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おまけ:クロール速く泳ぐに関連する記事はこちら

当サイト(スイスイ坊や)では●以外にも、●に関する記事を紹介していますので、ぜひ併せて参考にしてみてください^^