子どもがスイミングスクールで育成コースに推薦される基準はあるのか
子どもがスイミングスクールで育成コースになるためには、コーチの推薦がなければなりません。
育成コースに行くための推薦は、主に小学校低学年で四泳法をマスターしていることでコーチから声がかかることが多いです。
ですから、小学校低学年で四泳法をマスターしていることが、育成コースに推薦される一つの基準となります。
この記事を最後まで読むことで、
- なぜ上学校低学年で四泳法をマスターしていることが一つの基準なのか
- 育成コースに推薦された後に、覚えておきたいこと
- 育成コースに推薦されると、選手コースに進めるのか
これらが分かりますので、是非参考にしてください。
育成コースとは
四種目を習得した子供たちを次のステップへと導きます。
スクール記録会から世界の檜舞台へと、JSSからこれまでも世界のトップクラスの選手が育っています。
引用:http://www.jss-group.co.jp/training
目次
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子どもがスイミングスクールで育成コースに推薦される基準は、なぜ小学校低学年で四泳法を習得していることなのか
子どもが育成コースに行くための基準が、小学校低学年で四泳法を習得していることの理由は二つあります。
まず一つ目は育成コースに行けば練習量が増え、自ずとタイムは伸びるので、タイムより四泳法を習得していて、育成の練習についていける基礎体力あるかどうかが重要視されるからです。
そして二つめ目は、育成コースは選手コースに行くためのステップになるので、年齢が若ければ若いほどタイムの伸び代があるため小学校低学年という年齢基準があります。
ですから、子どもが育成コースに行くためには、四泳法をなるべく早い段階で習得する必要があるのです。
育成コースでは1回の練習で1000~1500m前後泳ぐので、これまでの級の練習量とかなり差があります。
四泳法を習得していなければ、育成コースの練習についていけず、子どもがスイミングを嫌いになってしまうかもしれませんからね。
年齢基準はスイミングスクールによって異なりますので、必ずしも小学校低学年という訳ではありません。
育成コースから選手コースに上がると、1日3000m~4000mは泳ぎます。 ですから、まずは育成コースに上がるため、しっかり四泳法をマスターして、育成コースで基礎体力をつけ選手コースを目指していきましょう。
スイミングスクールで育成コースに推薦された後、覚えておきたい3つのこと
「育成コースにあがると、これまでと何か変わることはありますか」
スイミングのインストラクターをしていると、このような質問を受けることがあるので、育成コースに上がった親御さんが特に気になるであろう、
- 大会出場の有無
- 合宿の有無
- 必ず選手コースになれるのか
これらについて説明していきます。
子どもが育成コースになると大会に出場する
育成コースに上がると、数ヶ月に1回の頻度で大会に出場することになります。
大会の費用は、1種目500円〜1000円くらいです。
子どもが頑張って泳いでいる姿を見学することもできますので、是非応援に行ってあげてみてください。
応援する方のなかには、ビデオを撮っている方も(会場によっては不可の場合もある)いますよ! 子どもが自分が泳いでいる姿を見ることができないので、是非ビデオを撮って泳いでいる姿を見せてあげ欲しいです。
子どもが育成コースになると合宿がある
育成コースに上がると、スイミングスクールによっては選手だけの場合もありますが、育成コースでも合宿に参加できるところもあります。
合宿は年に1回〜2回、4泊5日前後で行い費用は3万円〜4万円くらいです。
練習は、朝、昼、夕の3部練で行うので、普段の練習と比較すると2倍〜3倍程度泳ぎます。
合宿の練習頻度については、スイミングスクールによって異ります。
子どもが育成コースに推薦されて、必ずしも選手になれる訳ではない
子どもは育成コースに進んだからといって、必ず選手コースになれる訳ではありません。
その理由は、選手コースの練習についていくだけの泳力がなければならないからです。
選手コースになると週に5日〜6日、土日には朝練があり、泳ぐ距離は1日で3000mから4000m、選手コースのなかでも一番上のクラスになると多い時で1日10000mくらい泳ぎます。
ですから、子どもを育成コースから焦って選手コースにしようとするのではなく、まずは育成コースのなかでも同年代のなかでトップになることを目標にしてみてはいかがでしょうか。
スイミングスクールによって、選手の練習回数、練習時間、朝練の有無は異なります。
子どもはスイミングスクールで育成コースになると、週に何回、1日何時間くらい泳ぐのか
子どもは育成コースになると、主に週に2回〜4回、1時間程度の練習を実施するスイミングスクールが多いです。
泳ぐ距離については、1日1000m〜1500m前後になるので、初めて育成コースで練習する場合は戸惑うことが多いかもしれません。
ですが練習をやる度に、1日1日泳力がついていきますし、どうしても練習がキツイのであれば育成コースを止めることができるのは覚えておいてください。
参考記事【スイミングスクール練習量】小学生の選手・育成コースの泳ぐ距離とは
子どもがスイミングスクールで育成コースに推薦されるために
子どもがスイミングスクールで育成コースに推薦されるためには、なるべく早い段階で四泳法をマスターすることがポイントとなります。
幼稚園の年中さんで育成コースに上がっている子どももいるので、小学校低学年というのはあくまで推薦基準の目安にしかならないのは、覚えておきましょう。
幼稚園から育成コースに通うことで、タイムが伸びるのかといえば必ずしもそうとは限りません。 タイムが急激に伸びる時期は子どもによって違いますし、コーチの指導力にも影響を受けます。 育成コースを目指しているのであれば、1日でも早く昇級できるのに越したことはありませんが、まずは子どもが楽しくスイミングを続けられるようにしていきましょう。
おわりに:スイミングスクールで育成コースから選手コースに推薦されるために
スイミングスクールで育成コースに推薦される基準は、小学校低学年で四泳法を習得していることが一つの目安となります。
育成コースから選手コースに行くためには、選手コースの練習についていける泳力が必要です。
そのためにも、まずは育成コースのなかでも同世代トップを目指して泳いでいきましょう。
同世代トップを目指すことで、泳力がつき自ずとタイムも伸びていきすからね。
子どもは育成コースに行くために四泳法をマスターしただけでも、十分、スイミングを頑張っています。
だからこそ、その先の育成・選手コースの進退については、ぜひ子どもの気持ちを尊重してあげて欲しいです。
子どもの気持ちを尊重し、育成コースに進んだ際は、思いっきり応援していきましょう。
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当サイト(スイスイ坊や)では他にも、水泳に関する記事を紹介していますので、ぜひ併せて参考にしてみてください^^