【クロールのターン】初心者の練習のやり方!種類&ルールと速くなるための練習方法

水泳初心者がクロールのターンのコツを掴むために

クロール ターン

クロールのターンはタッチターンとクイックターンの2種類があり主に、水泳初心者はクイックターンのとき鼻に水が入ったり、呼吸とターンのタイミングが合わずに上手く回ることができません。

ただいくら上手くて回れなくても、クロールのターンを習得するためのコツはありますし、水泳選手の動画を見ることでターンの動作をイメージすることができます。

 

この記事では水泳の泳ぎ方の一つで、両手で交互に水をかき両足を交互に上下に動かして泳ぐ『クロール』のターンを習得するために、

  • ターンの種類
  • ターンのコツ
  • クロールのターン動作を速くする練習メニュー
  • クロールのターンの疑問
  • 泳法違反にならないためのターンのルール

これらをご紹介するので、是非参考にしてください。

 

目次

 

クロールに関する記事は、下記のページでご紹介しています。

クロールのターンの種類

クロール ターン 種類

クロールのターンの名前と種類

  1. タッチターン
  2. クイックターン
  3. 【番外】平泳ぎからクロール

 

クロールのターンは2種類+個人メドレーを泳ぐ場合を含め合計3種類あります。

ターンの動作については文字で見るより、動画で見たほうが頭にイメージを植え付けることができるのです。

頭にイメージを植え付けることで、お手本となるターン動作を練習中にイメージすることができるので、知らないターン若しくは練習しようとしているターンのやり方の動画を是非みていきましょう。

クロールのターンの種類①簡単に分かる!タッチターンの動画

まずは基本となるクロールのタッチターンの動画です。

15秒と短い動画なので、繰り返しみていきましょう!

クロールのターンの種類②子供でも分かる!クイックターンの動画

次にクロールのクイックターン(前転する)の動画です。

こちらも20秒と短い動画なので、繰り返しみてイメージを掴んでください。

クロールのターンの種類③平泳ぎからクロールの動画

最後に個人メドレーの平泳ぎからクロールのターンのやり方です。

1分の動画になり、クロールだけでなく個人メドレーのターンを見ることができます。

クロールのターンのやり方

クロール ターン やり方

クロールのターンのやり方

  1. タッチターン
  2. クイックターン
  3. 平泳ぎからクロール

クロールのターンのやり方①タッチターン

タッチターンのコツは主に水中にある5mラインを目印にして、手のかき数をかぞえて壁に手や頭がぶつかるのを防ぐことです。

5mラインからの手のかき数とターンのタイミングを合わせることで、壁にぶつかることなくタッチしてからターンをすることができます。

 

壁にぶつかることなくタッチすることができたら、

  • 肘をゆるめながら体を横向きにする
  • 膝をたたんで体を小さくする
  • 肘・膝が曲がり切ったら壁を押し返す
  • 横向きのまま沈む

これらを意識することがコツです。

クロールのターンのやり方②クイックターン

クイックターンとは回転して回るターンのことで、

  1. 5mラインから壁にタッチするまでのかき数を覚える
  2. 壁にタッチするかき数から1を引いたかき数でクイックターンをする
  3. クイックターンができないのであれば、まずはタッチターン(壁に手をつく)で5mからターンをするまでの感覚を掴む

これらがコツになります。

クロールのターンのやり方③平泳ぎからクロール

個人メドレーで平泳ぎからクロールのターンをするときは、

  • 壁を両手でタッチする
  • 水の抵抗を減らすために真っ直ぐではなく体をひねりながらターンする

これらを意識するのがコツです。

クロールのターンのやり方を知ったら泳ぎ方も知ろう

クロール ターン 泳ぎ方

クロールのターンのやり方とコツを知ったら、次は泳ぎ方のコツを知っていきましょう。

泳ぎ方のコツについては『【クロール泳ぎ方のコツ】長く泳ぐ&速く泳ぐ!手と足の動きから息継ぎのやり方』こちらの記事に

  1. 種類別のクロールの泳ぎ方のコツ
  2. クロールのコツを学べる動画
  3. ケース別クロールのコツ
  4. 長く泳ぐ&速く泳ぐコツ
  5. 練習するときのコツ

これらをまとめているので是非参考にしてください。

クロールのターン動作を速くするための練習方法

背泳ぎ ターン 練習方法

クロールのターンから水中に潜りキックの動作を速くする練習方法に『エアターン』があります。

エアターンとは壁のないところでターンをすることで主に、ターンをした後の引き付け動作を速くする練習効果があるのです。

ターンをした後の引き付け動作を速くすることができるので、ターン直後のキックの動作も速くすることができます。

クロールのターンを速くするエアターンの練習メニュー

エアターンの練習メニューをご紹介すると、

  • 壁を蹴ってスタート
  • 最初の5メートルラインでエアターン
  • エアターンをして浮き上がったらエアターンを3回繰返す
  • 25メートル泳ぐ

この練習方法になり、エアターンをして浮き上がったら直ぐにエアターンをして欲しいのですが、難しい場合は3回前後手のかきを入れていきましょう。

クロールのターンの息継ぎ(鼻に水が入らない)について

クロール ターン

クロールのターンに関する疑問

  1. ターンをする直前に息継ぎしても大丈夫か
  2. ターンをするときに鼻に水が入らない方法

クロールのターンをする直前に前方向に息継ぎをしても大丈夫か

クロールのターンをする直前に前方向で息継ぎしても、大会で失格になることはありません。

ただいくら大会で失格にならないといっても、ターンをする直前に前方向で息継ぎをしてしまってはスピードが落ちるのでタイムが遅くなってしまうのです。

ですからタイムが遅くなりたくない方、若しくは子どもがターンをする前に前向き呼吸をする癖がついてるのであれば、前向き呼吸をしないように改善(改善方法は前向き呼吸ではなくターンをする前に横向き呼吸するようにする)していきましょう。

クロールのクイックターンをするとき鼻に水が入らない方法

クロールのクイックターンは主に回転しているときだけ息を吐けば、鼻に水は入ってこないです。

回転しているときに息を吐けない方は、一度、水中で鼻からブクブクできるようになるためにボビングの練習をしてみてください。

また水中で鼻から息をだせるのであれば、ターン前に一度大きく呼吸して、ターン時に鼻から息をだしていきましょう。

 

水泳の大会でクロールのターンで泳法違反(失格)にならないためにルールを把握しよう

ママさんママさん

クロールのターンのコツや練習方法は分かったから、できれば大会で失格にならないためにルールを把握しておきたいんだけど・・・

スイスイコーチスイスイコーチ

うん、クロールのターンのルールは、

  • ターンをするとき体の一部が壁に触れてなければならない
  • ターン後15m以上潜水キックをしてはならない

これらになるから大会で失格にならないために覚えておいてね!

クロールのターンに関連するQA

水泳のターンを速くやる方法って?

正しいターンのイメージを思い浮かべながら、練習を繰り返すことで速くターンができるようになってきます。

水泳のターンで鼻に水が入るときどうする?

最初は鼻に水が入るかもしれませんが、練習を繰り返すことで鼻に水が入らなくなります。

タッチターンの呼吸は?

壁にタッチしたときに素早く呼吸していきましょう。

水泳のクロスオーバーターンって?

クロスオーバーターンとは背泳ぎのターンのやり方で、こちらの動画が分かりやすいです。

プルブイでクイックターンできる?

正しいクイックターンが出来ていれば、プルブイを着けてても取れることなくクイックターンはできます。

水中回転って?クイックターン沈む?斜めになる?

水のなかで回ることで、水中回転ができていればクイックターンで沈むことや斜めになることはありません。

おわりに:クロールのターンまとめ

クロール ターン まとめ

最後にクロールのターンのコツについてまとめると、

  • タッチターン→肘をゆるめながら体を横向きにする・膝をたたんで体を小さくする・肘&膝が曲がり切ったら壁を押し返す・横向きのまま沈む
  • クイックターン→5mの水中ラインから壁にタッチするまでのかき数を覚える・壁にタッチするかき数から1を引いたかき数でクイックターンをする・クイックターンができないのであれば、まずはタッチターンで5mからターンをするまでの感覚を掴む
  • 平泳ぎからクロール→壁を両手でタッチする・水の抵抗を減らすために真っ直ぐではなく体をひねりながらターンする

これらになります。

 

クロールのターンのコツを掴んだら、クロールを泳ぐ際のすべてのポイントを含め速く泳ぐコツを知ってみてください。

速く泳ぐコツを含め下記の記事に、

  1. クロールの泳ぎ方
  2. クロールのターン
  3. 子どもや初心者への教え方
  4. クロールの練習メニュー
  5. 50mクロールの平均タイム
  6. 私の選手時代の体験談

これらをまとめているので是非参考にしてくださいね!

 

 

おまけ:クロールに関連する記事はこちら

当サイト(スイスイ坊や)では、他にもクロールに関する記事を紹介していますので、ぜひ併せて参考にしてみてください^^