小学生からスイミングは遅い?通う9つの効果と辞め時【元水泳選手監修】

小学生からスイミングを習うのが遅くない理由

小学生

小学生からスイミングを習わせると、幼稚園生と同じクラスになるので「子どもが恥ずかしがるのではないか」と心配する親御さんは多いです。

結論からいうと、子どもが恥ずかしがるケースもありますが、それ以上にスイミングで得られる効果は多いので小学生からスイミングを始めても遅くはありません。

 

この記事を読むことで、

  • スイミングを始めることで得られる効果
  • 小学生からスイミングを始めた時の辞めどき
  • 小学生から中学生になったとき学区内に水泳部がない場合の対処法

これらが分かりますので、是非小学生からスイミングを始めるための参考にしてみてください。

 

今から2020年度から始まる「新学習指導要領」の勉強方法(英語とプログラミング)をチェックしておきたい親御さんは、下記のページをぜひ確かめてください。

小学生からスイミングを習う事で得られる9つの効果

スイミング

小学生からスイミングを習うことで得られる効果は、

  1. 体全体をバランスよく鍛えられる
  2. 小児喘息を予防できる
  3. 脳の発達に良い効果がある
  4. 小児肥満を改善できる
  5. 皮膚が丈夫になり、免疫力が上がる
  6. 海や川で、いざという時に泳げる
  7. 友達と仲良くなれる
  8. 進級テストに合格することで、達成感がうまれる
  9. 大人になったとき、マリンスポーツを楽しめる

この9つになり、特に小児肥満については社会的に増加傾向にあるのでスイミングを習うことで改善(予防)することは大切です。

 

メタボリックシンドロームの予防は、成人のみが取り組むべき課題ではありません。近年では小児肥満が深刻化し、メタボリックシンドロームとの関連が問題視されています。小児肥満の子どもは、その約70%が成人肥満に移行すると考えられ、また高度の小児肥満は、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病を合併する可能性が高くなるため、子どもの頃からの肥満予防が大事だと考えられてきました。

 

子どもがスイミングで得られる効果やデメリット、その根拠については『水泳効果』こちらの記事を参考にしてください。

小学生からスイミングを始めたときの辞め時

スイミング

小学生からスイミングを始めた場合、辞めどきは主に四泳法をマスターしたときになります。

その理由は水泳のインストラクターをしていても、四泳法をマスターした後はタイムトライアルになるので、

  • 育成・選手コースを目指している
  • 泳ぐことが大好き

これら続ける理由がない子どもは、辞めてしまうケースを多々目にすることが多いからになります。

 

ただ私は四泳法をマスターした後、スイミングスクールに通う目的が『泳ぎを覚える→泳ぐのを速くする』に変わるので、子どもが辞めるまえにベストタイムを更新する喜び一度でも味わってから辞めて欲しいです。

 

小学生から中学生になり、学区内に水泳部がない場合は規定を満たすことで『外部指導者』に大会引率を頼める

小学生から中学生になるとき、学区内に水泳部がなくても外部指導者(水泳クラブのコーチ)を引率者として大会に出場することはできます。

ただし外部指導者を頼むためには、日本中学校体育連盟が定めた規定を満たしている必要があるので必ずしも引率を頼むことはできません。

日本中学校体育連盟の規定については、下記の①〜③を確認してください。

 

本細則が適用されるのは、学校事情により、校長・教員が引率できず、校長がやむを得ないと判断した場合に限るもので、安易に引率者として外部指導者(コーチ)の引率を認めるものではない。

(1)引率者としての外部指導者(コーチ)の規定

① 当該校の校長が認めた成人であり、日頃から指導に当たっている者のことをいう。なお、事前に校長との間で外部指導者(コーチ)としての契約がなされていること。

② 引率者としての外部指導者(コーチ)は、各大会の申込用紙の引率外部指導者(コーチ)欄に必要事項を記入すること。

③ 引率者としての外部指導者(コーチ)に規定違反、不適切な言動等があったときは、不適合者として会長または競技専門委員長から当該校の校長に連絡し、資格を取り消す。

引用:公共財団法人日本中学校体育連盟

小学校1年、2年、3年、4年生、高学年からスイミングを始めても得られる効果は多い

水泳

小学生からスイミングを習わせると、始めは幼稚園生と同じクラスになり恥ずかしい思いをするかもしれませんが、

  • 水が怖いという概念を払拭できる
  • 四泳法を泳げるようになる
  • 泳ぐことの楽しさを知れる

これらのメリットがあり、泳ぐことで得られる効果も多いです。

 

泳ぐことで得られる効果といえば、スイミングスクールに通わせることで、

  • 小学校に通う
  • 友達と遊ぶ(勉強する)
  • スイミングスクールに通う
  • 晩飯を食べる
  • 就寝する

このように生活リズムを整えることもできるので、是非参考にしてみてください。

小学生スイミングに関連するQA

水泳の習い事いつまで?

4泳法をマスターしたら、ちょうど良いやめどきかもしれません。

スイミング週2メリットは?スイミングで体強くなる?

体が鍛えられるだけでなく、進級テストに挑戦して達成感をえることができます。

3歳、4歳スイミングって?

3歳、4歳からでもスイミングはおすすめです。

まずは短期教室から始めてみてはどうでしょうか。

スイミング4泳法何年かかる?

始める年齢や通う頻度によって異なるので、何とも言えません。

4泳法をマスターするのに、何年かかるかも大事ですが、それより水泳を楽しく続けてほしいです。

子供のスイミングスクールはどこがおすすめ?

近くて通いやすいところがおすすめになります。

費用面から考えるなら『スイミングスクール費用』こちらの記事を参考にしてみてください。

ベビースイミングの効果って?

ベビースイミング 効果』こちらの記事にベビースイミングの効果についてまとめてあります。

水泳得意な子って?

水泳が得意か不得意か、始めてみないと分かりません。

ただ何より、水泳を楽しむことが大切です。

おわりに:小学生からスイミングを楽しむために

スイミング

小学生からスイミングを習うことで、

  1. 体全体をバランスよく鍛えられる
  2. 小児喘息を予防できる
  3. 脳の発達に良い効果がある
  4. 小児肥満を改善できる
  5. 皮膚が丈夫になり、免疫力が上がる
  6. 海や川で、いざという時に泳げる
  7. 友達と仲良くなれる
  8. 進級テストに合格することで、達成感がうまれる
  9. 大人になったとき、マリンスポーツを楽しめる

これらの効果があります。

 

小学何年生になっても、本人にやりたい気持ちがあれば習うのが遅いということはありません。

本人がやりたいという気持ちがあれば、例え小学高学年から始めたとしても四泳法を泳げるようになり水泳を楽しむことができるので、是非スイミングスクールに通っていきましょう!

 

 

おまけ:小学生水泳に関連する記事はこちら

当サイト(スイスイ坊や)では、他にも水泳に関する記事や英語とプログラミングのおすすめ勉強法を紹介していますので、ぜひ併せて参考にしてみてください^^