子供のスイミングは、いつから始めるのが良いのか
子供のスイミングと一重に言っても、
- 親子のスキンシップを中心に水慣れを行うコース
- 親離れからはじめ、水慣れ、キック練習や潜りの練習を行うコース
- 水慣れからクロールで25メートル完泳を目指すコース
これら3種類のコースがあり、それぞれ水泳のコーチから指導されることが違います。
今から3種類のスイミングコースの概要や水泳を始めることで得られる5つの効果をご紹介するので、「子供にやらせてみたい!」と少しでも興味を持っていただけるのであれば、是非最寄りのスイミングスクールの体験入学に行ってみてください。
目次
スイミングスクール に関する記事は、下記のページでご紹介しています。
子供のスイミングの習う時期はいつから?年齢に応じた3種類の段階別指導がある
子供のスイミングには、0歳〜6歳の年齢に応じて、
- 0歳から始められるベビースイミング
- 2歳から始められるリトルスイミング
- 4歳から始められるキンダースイミング
これら3種類の段階的指導があります。
段階的指導の名称はスイミングスクールによって違いますが、指導される内容に大差はありません。
幼稚園や保育園でプールの習い事をすると、こんなことができるようになるのかと参考にしていきましょう。
0歳から2歳のベビースイミングで指導されること
将来、子どもが水を怖がらないか不安であればベビースイミングでやる、
- 歌遊びや手遊び
- 水中お散歩
- お友達作り
- 潜り練習
- バタ足練習
これらの練習をして、水慣れをしていきましょう。
水慣れをすることで、子どもは水に顔をつけることができるようになります。
僕が水泳を教えていた経験からすると、0歳から2歳の間で水に顔をつけられれば水を怖がることもなくなるでしょう。
それにベビースイミングは親子で一緒に入るので、日が経つごとに子供の成長を感じることができ親として良い想い出を作ることができます。
2歳から4歳のリトルスイミングで指導されること!3歳からでもスイミング早いことはありません
2歳〜4歳のリトルスイミングでは、
- 親から離れる親離れ
- 口から息を吐くぶくぶく練習
- キック練習
- もぐり練習
これら親元から離れ、子供だけでプールの練習を行います。
軽い喘息持ちの子どもはプールの練習をすることで、心肺機能を鍛えることができ体質を改善することができます。
ただしプールには塩素が含まれているので、塩素に過敏に反応してしまう場合は無理に通わせるのは辞めるようにしましょう。
親は、子供の姿をビデオカメラで撮影することができるので、泳いでいる姿をビデオに収めることができます。
とくに初めて一人でプールに入ったときや進級テストは撮影するのを忘れないようにしてください。
スイミングを通して、子供の成長を実感することができます。
4歳から6歳のキンダースイミングで指導されること
キンダースイミングになると、25メートルを一人で泳ぐことが目標になるので、
- キック練習
- クロール息継ぎ練習
- ヘルパーなしでの練習
- クロール25メートル完泳練習
これら泳ぐための基礎練習を反復的に行います。
進級テストを目標として、一つ一つやるべきことをクリアしていくので子供にとってはチャレンジするための勇気が必要です。
目標達成することで、子供自身に「できた!」という感激が生まれるので、新しいことにチャレンジする喜びや意欲をうみだすことができます。
子供がスイミングを始めると得られる5つのメリット
子供の健康にスイミングが果たす役割は計り知れません。
代表的な効果として、下記の効果があります。
- 喘息改善
- 基礎体力の向上
- 体内の動きを活性化
- 悪い姿勢の改善
- 肥満を改善
スイミングで喘息改善
スイミングを通じて、水圧を受けながら呼吸することにより、喘息の発作の軽減や呼吸機能の大きな改善に大きな効果をもたらします。
水泳と喘息については「子供の喘息が水泳で改善するって本当?改善する理由と悪化する7つの原因」こちらの記事に書いてあるので、是非参考にしてください。
スイミングで基礎体力の向上
水の中で身体を操る感覚や、良い泳ぎのフォームを子供の頃に身に付けることで、基礎体力を身につけ強い丈夫な身体を作ることができます。
さらに冷たい水が刺激となり、皮膚や免疫力を強化することができるので、風邪がひきにくくなる効果もあるのです。
「子どもがスイミングで風邪をひかないって本当?風邪を予防できる3つの理由」こちらの記事にスイミングと風邪予防について書いてあるので、詳しく知りたい方は参考にしてほしいです。
スイミングで体内の動きを活性化
水の抵抗や水圧が血液循環や呼吸器官を活性化させます。
水泳は陸上と違い、重力の影響が小さいので手足から腹筋、背筋、そして内臓に至るまで体のすべての筋肉を鍛えることができます。
スイミングで悪い姿勢の改善
全身運動することにより、筋力がバランスよく高まるので背筋が伸びて姿勢の良い子供に成長します。
事実、ぼくは0歳からスイミングをやっており友人によく「姿勢が良いね」と言われていました。
水泳と猫背については「水泳で姿勢が良くなるって本当?子どもの『猫背を矯正』できる泳ぎ方とは 」こちらの記事を参考にしてください。
スイミングで肥満を改善
スイミングは全身運動なので、肥満改善に効果を発揮します。
体脂肪の多い子供は、水に浮きやすいので水泳は得意種目になりやすいです。
陸上でやるスポーツが苦手でも、泳ぐのが得意になり「スポーツは楽しい」と子供に思ってもらえる良いきっかにすることができます。
スイミングが肥満解消におすすめな理由は「【子供の肥満解消】スイミングが他の習い事よりおすすめな3つの理由」こちらの記事に書いてあるので、読んでみてください。
子供のスイミングいつから?習う時期は、年齢を問わずいつでもおすすめ
「スキャモンの発育発達曲線」によると、運動神経は生まれてから5歳頃までに80パーセント、12歳でほぼ100パーセント発達します。
とくに幼少期から児童期の神経系の発達は著しいので、この時期にスイミングを習わせ多くの神経回路を作っておくことが大切です。
子供の頃に自転車を乗れるようになれば、大人になっても忘れないのと同じように、
- 水の中で身体を動かす感覚
- 泳ぎのフォーム
これらも子供の頃に身につけておけば一生忘れることはありません。
それに子供の頃にスイミングを習わせ、何かをやることを習慣化しておけば自ずと自己管理能力を高めることができます。
自己管理能力を高めることで、目標設定や目標達成するまでの過程をじぶんで考える子供に育てることができますので、是非早い段階でスイミングを習わせることをお勧めします。
スイミングいつからに関連するQA
3歳スイミングの効果って?
水泳の効果に関しては「水泳効果」こちらの記事にデメリット・メリットをまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。
スイミング小学生からは?
小学生からでもスイミングは遅くない理由を「小学生スイミング」こちらの記事にまとめてあります。
ベビースイミングのメリットって?
「ベビースイミングいつから」こちらの記事に赤ちゃんに与える7つの効果と注意点をまとめてあるので併せて参考にしてみてください。
水泳教室で水泳得意な子は?
スイミングスクールのなかでも、同じ時期に始めて水泳を得意な子がいます。
ただ始めは得意・不得意より、水泳を楽しませることを意識してみてください。
おわりに:スイミングをとおして親も一緒に成長しよう
子供がスイミングに通うことで、
- 年齢に応じた段階的指導を受けれる
- 喘息の改善に効果をもたらす
- 悪い姿勢を改善できる
- 5歳頃までに80パーセント決まる運動神経の発達
- 肥満を改善できる
子供の成長の助けになることは間違いありません。
子供の成長をビデオカメラで撮影することで、「初めて一人でプールに入った時は泣いていたのに、今ではこんな楽しそうに泳いでいる」と感慨深い思いをすることもできます。
子供が一生懸命に練習して合格した、初めての進級テストの姿を見るとほんと涙が出そうになります。
子供をプールに通わせることで、子供だけでなく親も一緒に成長することができます。
「この舞台で泳いでいる姿を見て、ほんとうに感動した」
ぼくが高校生の頃、関東大会に出場したとき親に言われたこの一言はいまでも忘れることができません。
是非、スイミングスクールをとおして泳ぎだけではなくここでしか味わえない感動を体験してみてください。
おまけ:水泳(スイミング)いつからに関連する記事はこちら
当サイト(スイスイ坊や)では他にも、スイミングスクールに関する記事を紹介していますので、ぜひ併せて参考にしてみてください^^