子どもはスイミングを習うことで運動神経を向上させることができる
子どもはスイミングを習うことで運動神経を発達させることができます。
運動神経を発達できる理由は、子どもの頃からスイミングをやることで神経系が発達するからです。
この神経系を発達できる理論を表した『スキャモンの成長曲線』は有名ですよね。
この記事を読むことで、
- スイミングで運動神経が向上する理由
- スイミングが他の習い事より優れている点
これらが分かり「スイミングって本当に運動神経の発達に効果があるのかな?」という疑問を解決することができますので、是非参考にしてください。
【スキャモンの成長曲線】
運動神経は幼少期からの運動経験により培われていきます。
図①は「スキャモンの成長曲線」と呼ばれるものです。幼少時代の発達を見ていくと、成人(20歳)を100%としたときに運動神経と直接関係する「神経系」の発達は出生直後から急激に発育し、6歳までには、90%に達していることがわかります。
引用:コナミ
目次
今から2020年度から始まる「新学習指導要領」の勉強方法(英語とプログラミング)をチェックしておきたい親御さんは、下記のページをぜひ確かめてください。
スイミングで運動神経が向上する3つの理由
スイミングで運動神経が向上できる理由は、
- 新しい動きを習得する能力を伸ばせる
- 筋力と持久力を効率的に活用できる
- 空間認識能力の向上
この3つになります。
スイミングで運動神経向上①新しい動きを習得する能力を伸ばせる
スイミングは水中で全身を動かすので、全身の筋肉を鍛えることができます。
全身の筋肉を鍛えることで、新しい動きを覚え、新しい技術を習得する能力をより一層育むことができるのです。
新しい動きに挑戦するため、定期的に進級テストがあるのも運動神経を高めるための要因になります。
スイミングで運動神経向上②筋力と持久力を効率的に活用できる
水泳には『呼吸をする動作』があるので、心肺機能を高めることができます。
心肺機能を高めることで、筋力と持久力をより効率的に活用することができますし、喘息の予防にも繋がります。
喘息が改善する理由については、下記の記事に詳しく書いてあるので参考にしてください。
参考記事子供の喘息が水泳で改善するって本当?改善する理由と悪化する7つの原因
スイミングで運動神経向上③空間認知能力の向上
子どもは泳ぐことで、空間認知能力を高めることができます。
空間認知能力とは、物体の位置・大きさ・方向などを素早く正確に把握する能力のことです。
水の浮力を使って自由に体を使って遊ぶと脳の空間認知能を鍛えることができます!
実際に算数の図形問題が得意になるなど脳科学の分野にて実証されてきています。
体だけではなく、頭の発達にも良い効果があることが習い事として人気の1つの要因でもあります。
水泳と脳の発達については『水泳は脳の発達に効果があるのか|【健康に及ぼす5つのメリット】とは』こちらの記事を読んでみてください。
参考記事水泳は脳の発達に効果があるのか|【健康に及ぼす5つのメリット】とは
スイミングが他の習い事より効果がある点
スイミングが他の習い事より優れている点は、主に水のなかには浮力があるので小児肥満気味の子どもでも体にかかる負担を少なくして運動神経を向上できるところです。
しかもスイミングの運動強度は、『パナソニック運動・生活活動のカロリー』を参考にすると、
- 卓球・バレーボール 4メッツ
- 野球 5メッツ
- テニス・サッカー 7メッツ
- 水泳・柔道・空手10メッツ
このとおり10メッツと高く、同じ1時間運動しても消費できるカロリーが多いのもポイントです。
身体活動の強さを、安静時の何倍に相当するかで表す単位で、座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行が3メッツに相当します。
引用:厚生労働省
【私の水泳体験談】0歳から3歳、4歳、5歳とスイミングを習うことで運動神経は向上したのか
わたしは0歳からスイミングを習っていましたが、運動神経が向上したことを実感しています。
その理由はスイミングを習っていなければ、高校生のときに関東大会に出場することができなかったからです。
「なんだ、全国ではなく関東大会なのか」
このように思う方もいるかもしれませんが、水泳で関東大会に出場するためには県大会でベスト8に入らなければなりません。
県大会でベスト8に入れたのは、0歳から3歳、4歳、5歳とスイミングを継続した結果です。
ですから0歳からスイミング習い運動神経が向上したと実感しています!
赤ちゃんからスイミングを習うことで、運動神経の『動作を習得』する部分を特に発達させることができる
スイミングを習うなら、赤ちゃんの頃から始めたほうがいいのかな?
赤ちゃんの頃から水のなかで様々な動きをすることで、神経回路のなかでも、特に動作を習得(何かを覚える)する部分を発達させることができます!
下記の『子供の発育・発達パターン』のグラフをみると、8歳までグングン発達しているのが分かるね。
例えば補助なしの自転車に乗れるようになると何年間も乗らなくてもいつでも乗ることができます。これは神経系は、一度その経路が出来上がると回路がなかなか消えないからです。
この時期に神経回路への刺激を与え、その回路を張り巡らせる為には多種多様な動き(運動)を経験させることはとても大切なことです。
子供が成長していく中で吸収しやすい時期としにくい時期が出てきます。
そこで大きな成長を遂げるには最も吸収しやすい時期に運動をすることは最適な方法でベビー期から運動をすることは非常に大事な時間となります。
引用:コナミ
赤ちゃんからスイミングを習うことで、特に運動神経の『動作を習得する部分』を発達させることができます。
ですから「いつからスイミングを始めよう」と迷っているのであれば、なるべく早い段階で習うようにしていきましょう。
おわりに:スイミングを習うことで運動神経を向上させよう
スイミングで運動神経を向上できる理由は、
- 新しい動きを習得する能力を伸ばせる
- 筋力と持久力を効率的に活用できる
- 空間認識能力の向上
これらになり他の習い事と違い水のなかには浮力があるので、子どもが小児肥満気味の場合は特におすすめです。
子どもはスイミングを習うことで運動神経を伸ばせるだけでなく、小児肥満や喘息を改善することもできます。
それにスイミングを習うことで、子どもが育成・選手コースになれば、親は大会で一生懸命に泳ぐ姿をみることができ感動をもらうことができますので、是非親子でスイミングを楽しんでいきましょう!
参考記事【子供の習い事】スイミングに通う12のメリット・デメリットとは
おまけ:スイミング運動神経に関連する記事はこちら
当サイト(スイスイ坊や)では他にも、水泳の効果に関する記事や英語とプログラミングのおすすめ勉強法について紹介していますので、ぜひ併せて参考にしてみてください^^
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