水泳選手コースの場合、スイミングスクールの移籍は必ずできる訳ではない
選手コースに通っている場合、スイミングスクールの移籍は必ずできる訳ではありません。
その理由は、子どもが移籍先の練習について行くことができないと判断された場合は、移籍することができないからになります。
具体的には、JOに出場できるような選手であれば移籍することは出来ますし、JO基準タイムから離れれば離れるほど移籍することは難しいです。
この記事を読むことで、
- 子どもが選手コースから移籍するときに調べておきたいこと
- 選手コースから移籍する際の手順
これらが分かりますので、是非最後までお読みください。
第40回 全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会(自由形・50m)
年齢 男子 女子 短水路 長水路 短水路 長水路 9歳以下 31.14 31.56 31.53 31.93 10歳 29.99 30.41 30.17 30.58 11歳 28.04 ✻28.55 28.57 29.06 12歳 26.80 27.31 27.92 28.25 13歳 25.41 26.02 27.29 27.69 14歳 24.70 25.26 26.91 27.40 15〜16歳 23.64 24.41 26.60 26.89
引用:日本水泳連盟
目次
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水泳選手コースが『スイミングスクールの移籍』をするならリサーチしたい5つのこと
選手コースがスイミングスクールを移籍する前に、
- スイミングスクールが大手という理由で決めない
- 選手コースのタイム
- 練習時間
- 練習メニュー
- コーチの評判
これらを調べることで、移籍後の戸惑いを少なくすることができます。
特に、練習メニューについては、一度足を運び見学してみることをおすすめします。
見学して練習メニューを知ることで、子どもの緊張を少しでも和らげることが出来ますからね。
選手コースの移籍は、スイミングスクールが大手だからという理由では決めない
選手の移籍を考える場合、主な理由は子どものタイムを伸ばしたいからではないでしょうか。
子どものタイムを伸ばしたい場合、スイミングスクールの規模は関係なく、コーチとの相性が最も重要になります。
ですから、JOを目指す、或いはその先のレベルまで考えているのであればスイミングスクールの規模に惑わされることなく選手コースを指導しているコーチに目を向けていきましょう。
移籍先の選手が、どのくらいのタイムで泳いでいるか過去の大会を調べる
移籍先の目星がついたら、子どもと同世代の選手のタイムを過去の大会で調べてみてください。
同世代の選手のタイムを知ることで、
- JOに出場している同世代はいるか
- 目標となる選手がいるか
- 子どもが練習についていけそうか
これらが分かります。
子どもの不安や緊張、そして移籍後の目標設定をするためにも、同世代の選手を調べていきましょう。
移籍先の選手コースの練習時間を調べる
練習時間は、スイミングスクールによって異なります。
特に選手コースの場合は、午前練習をメインにしているスイミングスクールがあることは覚えておいてください。
朝5時30分から泳ぎ始めるスイミングクラブもあります。 その理由は、大会は午前中から行うので、朝の時間に慣れるためだそうです。 これは大袈裟かもしれませんが、練習時間は必ず調べるようにしましょう。
移籍先の練習メニューを見学し行く
移籍先の練習メニューを調べることで、子どもはどんな練習をしているかイメージすることができます。
特にメイン練習(一番キツイ練習)を知っておいた方が、子どもの精神的な負担を減らすことができるので、できれば2回〜3回見学して、どのような練習を行なっているのか把握しておきましょう。
2回〜3回見学する理由は、メイン練習は日によって異なるからになります。
メイン練習を把握するなら、スイミングスクールに設置してあるタイム時計を見ながら、泳ぐ距離、本数、サークルを確認してみてください。
移籍先のコーチの評判を確認する
選手コースの子供を移籍させるなら、移籍先のコーチの評判を知っておくことは大事です。
移籍先のコーチの評判は、現コーチに『スイミングスクールの移籍を考えていると相談』する際に聞いてもいいですし、移籍先の選手のタイムを見ることでも把握することができます。
選手のタイムは、コーチの指導力を客観的に知る手がかりになりますからね。
移籍先の選手のタイムが良くても、コーチとの相性が合わなければ、タイムが伸び悩むことがあります。逆に、選手のタイムが標準的でもコーチとの相性によって、かなり伸びる選手もいることは知っておいてください。
子どもがJOのタイムを突破している場合、移籍先のスイミングクラブでJOに出場することはできるか
「子どもがJOのタイムを突破しているのですが、移籍先でもJOに出場することはできますか」
水泳のインストラクターをしていると、このような質問を受けることがあります。
結論からいうと、公式大会でJOのタイムを突破していれば、移籍先でもJOに出場することはできるので、安心してください。
水泳選手コースがスイミングスクールを変更するなら、移籍の手順を守ろう
選手コースの子どもがスイミングスクールの移籍をする際は、現スイミングスクールと移籍先のトラブルを避けるためにも、
- 移籍先の候補を決める
- 現スクールのコーチに相談する
- 移籍先に選手コースに入れるか確認する
- 現スクールを退会して、移籍する
この手順は守るようにしてください。
今通っているスイミングスクールのコーチは、すべての選手が速くなる為に、一生懸命指導してくれているのではないでしょうか。
一生懸命指導している選手が、じぶんの元を離れ、他のスイミングスクールに移籍するのは辛いものがあります。
ですから、必ず現スイミングスクールのコーチに相談してから、移籍先を決めるようにして欲しいです。
移籍してからも、大会では現コーチに会うかもしれません。 その時は、これまでと変わらぬ挨拶をしてあげて欲しいです。 そして、大会で成長した姿をみせていきましょう!
おわりに:水泳選手コースでスイミングスクールを移籍するなら、初めはタイムが伸び悩むことを覚悟しておこう
選手コースが、スイミングスクールを移籍するなら、
- スイミングスクールが大手という理由で決めない
- 選手コースのタイム
- 選手コースの練習時間
- 選手コースの練習メニュー
- コーチの評判
こららを移籍する前に確認していきましょう。
子どもは移籍した直後、環境に慣れるまでタイムが伸び悩む時期があるかもしれません。
しかし、子ども自身が「水泳を速くなる為に移籍する!」と決断したのであれば、この苦しい期間を乗り越えてくれることでしょう。
苦しい期間を乗り越え、JO、全校大会、国際大会、世界大会、そしてオリンピックに出場する為にも、子どもの意見を一番に尊重して、移籍先のスイミングスクールを決めていきましょう。
おまけ:スイミングスクール移籍に関連する記事はこちら
当サイト(スイスイ坊や)では他にも、スイミングスクールに関する記事や英語とプログラミングのおすすめ勉強法について紹介していますので、ぜひ併せて参考にしてみてください^^