水泳が上達するためのコツを押さえたほうが良い理由
水泳が上達するためのコツは主に練習を重ねることです。
練習を重ねるといっても、ただ練習するのと、コツを掴んで練習するのとでは1年後に大きな差になります。
特に小学生で水泳をやっている場合は、小さな意識の差が『進級テストの合否やベストタイム更新』に関わるのです。
この記事では、ただ漫然と練習している『今の自分』と1年後に大きな差をつけるためにも、
- 水泳を上達させるためのコツ
- バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールを上達させるためのコツ
- 小学生から選手コースで泳いだ体験談
これらを紹介するので、是非参考にしてください。
水泳が上達するための5つのコツ
水泳が上達するためのコツは、
- 週に1回でも多く練習する
- 進級テスト(大会でベストが出ないとき)に落ちた場合は『原因』を考える
- トップスイマーの泳ぎを動画でみる
- 練習ノートをつける
- 寝る前に必ずイメージトレーニングをする
この5つになります。
水泳上達法①週に1回でも多く練習する
水泳が上達するためには、週に1回でも多く練習する必要があります。
その理由は週に1回でも多く『泳ぎの改善点』を意識して練習することで、泳ぎを体に覚えさせることができるからです。
泳ぎの改善点を意識して練習するには、泳ぎの一部を重点的に練習する『ドリル』を取り入れることをおすすめします。
ドリル練習については、下記の記事に四泳法26種類の練習方法が書いてあるので参考にしてください。
参考記事【水泳のドリル練習メニュー】四泳法の具体例26選!選手時代の体験談
水泳上達法②進級テスト(大会でベストが出ないとき)に落ちた場合は『原因』を考える
進級テストや大会でベストが出ないときは、その原因を考えてみてください。
原因が分からなければ、担当のコーチに「どこが悪いですか、どうすれば速くなれますか」と質問するのもありです。
悪い原因が分からないまま練習をするのと、原因を改善することを意識して練習するのとでは、同じ1時間の練習でも差がついてきますからね。
水泳上達法③トップスイマーの泳ぎを動画でみる
トップスイマーの動画を見ることで、じぶんの頭の中に『理想の泳ぎ』をインプットすることができます。
理想の泳ぎをインプットすることで、
- 練習しているときにその姿をイメージすることができる
- 練習中に妥協しそうになったとき、闘志を燃やすことができる
これらのメリットがあるので、是非ためしてみてください。
水泳上達法④練習ノートをつける
水泳の練習が終わったあと練習ノートをつけていますか?
練習ノートをつけることで、コーチから練習で注意されたことや練習中にじぶんが思ったことを記録として残すことができます。
記録として残すことで、練習で注意されたことを客観的に振り返ることができるので、
- 練習内容(本数やサークル、強度)
- コーチから言われらこと
- 練習中に自分で思ったこと
これらを覚えている範囲で記録してみてください。
水泳上達法⑤寝る前に必ずをイメージトレーニングをする
夜寝る前に『進級テストに合格している、大きな大会で活躍する姿をイメージする』ことで、潜在意識になりたい自分を刷り込ませることができます。
潜在意識になりたい自分を刷り込ませることで、脳は潜在意識を『実現すべき姿』と捉え目標を達成するよう行動するのです。
オリンピックで金メダルを23個獲得したマイケルフェルプス選手も、夜寝る前と朝起きたときに『完ぺきに泳ぐ姿』をイメージするトレーニングを行っていたので参考にしていきましょう。
フェルプスが10代の頃、水泳の練習が終わるとコーチは「夜寝る前と朝起きた後にビデオテープを見るように」と言いました。
それは本物のビデオテープではなく、イメージトレーニングのことでした。毎朝毎晩、フェルプスはジャンプ台からプールに飛び込んで完ぺきに泳ぐ状態をスローモーションで想像しました。
手で水をかく瞬間、プール内面の壁、ターンからフィニッシュまで。
体はベッドの上にあっても、実際は泳いでいるような感覚がありました。
最終的には、コーチが本番前に「ビデオテープを忘れるな」と言うだけで成果を出せるようになりました。
引用:ライフハッカー
バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールを上達するための練習法
バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールを上達するための練習法をご紹介します。
各見出しの下に参考記事があるので、より詳しく練習法を知りたい方は是非読んでみて下さい!
バタフライを上達するための練習法
バタフライを上達するための練習法は、
- 息継ぎのコツを掴むために片手バタフライ(横向き呼吸)で練習する
- ビーチ板を利用して、第一キックと第二キックを意識する
- 4キック1ストロークのドリル練習
これらになり、4キック1ストロークとはキックを4回したら1回手をかくということです。
バタフライの詳しい練習法については下記の記事を参考にしてください。
参考記事【子供へのバタフライの教え方】手やキックのコツを覚えるための4つの練習法
背泳ぎを上達するための練習法
背泳ぎを上達するための練習法は、
- 手を入水するとき耳の横にしっかり入水する
- 足の甲や裏で蹴れない『げたばきキック』にならないよう注意する
- バサロキックを使いこなす
これらになります。
背泳ぎの詳しい練習法については『背泳ぎを速く泳ぐための4つのコツ練習メニューと筋トレ方法』こちらの記事を読んでみてください。
参考記事【背泳ぎを速く泳ぐための4つのコツ】練習メニューと筋トレ方法
平泳ぎを上達するための練習法
平泳ぎを上達するための練習法は、
- あおり足にならないようキックの練習をする
- 両手で円をかくように水をかく
- 手と足のリズムを覚えるため『かいて、蹴って、伸びる』のリズムを覚える
これらになり、スタートの時の『ひとかきひと蹴り』のタイミングを掴むことも重要です。
参考記事【子供への平泳ぎの教え方】正しい練習をする3つのコツ|息継ぎのやり方
クロールを上達するための練習法
クロールを上達するための練習法は、
- グライドキックでストリームラインを覚える
- ノーブレクロールの練習をする
- 片手クロールで息継ぎの練習をする
これらになり、25mクロールを完泳するためには段階的に練習することが重要になります。
クロールの詳しい練習法については『水泳初心者がクロールを泳ぐまでの6つの練習法』こちらの記事を読んでみてください。
参考記事水泳初心者がクロールを泳ぐまでの6つの練習方法【元水泳選手監修】
【小学生から選手コースで泳いだ体験談】水泳が上達するための心構え
私は小学生からスイミングスクールの選手コースで泳いでいました。
そこで学んだ『水泳が上達するための心構え』は、主に練習を継続することになります。
「え?そんなことなの??」と思うかもしれませんが、今日は気分が乗らくても、スランプになろうとも、とにかく練習する目的を明確にして泳ぐことを継続するのです。
水泳が上達するための近道はありません。
近道はありませんが、同じ練習をしていても『練習する目的』をもって練習することで、他の選手に差をつける事ができますので、練習のコツを押さえ目標をもって練習していきましょう。
おわりに:水泳が上達するコツを押さえて『理想の選手』になろう
水泳が上達するためのコツは、
- 週に1回でも多く練習する
- 進級テスト(大会でベストが出ないとき)に落ちた場合は『原因』を考える
- トップスイマーの泳ぎを動画でみる
- 練習ノートをつける
- 寝る前に必ずイメージトレーニングをする
これらになります。
水泳が上達するためには練習を継続することは欠かせません。
練習を継続することは大変ですが、継続した先に『進級テストに合格している・大きな大会でベストタイムを更新している理想の自分』が待っています。
理想の自分になるためにも、水泳が上達するコツを実践して練習に励んでいきましょう!
水泳が上達するコツを知ったら、次は中学から大学受験まで難関校合格に定評のあるZ会の通信教育について知っていきましょう。
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