スイミングスクール選手コースは、どのような生活を送っているのか
スイミングスクールで選手コースになると、これまでとは違った生活スタイルになります。
その理由は選手コースでは、練習時間が増えるだけでなく、
- 週に5日〜6日の練習
- 休日は朝練
- スイミングスクールによっては、早朝若しくは19時以降の練習
これら、今までとは比べものにならないほど、子どもが水泳に費やす時間が増えるからです。
この記事を読むことで、
- 子どもが選手コースになった場合の生活パターン
- 私が10年以上水泳選手を経験して得たもの
これらが分かりますので、ぜひ最後までお読みください。
子ども(小学生)が水泳選手コースになった場合の生活パターン!練習時間によって勉強時間、遊ぶ時間は犠牲になるのか
子どもがスイミングスクールの選手コースになった場合、
- 練習時間
- 勉強時間
- 遊ぶ時間
これらの生活パターンは、平日と休日で変わってきます。
生活パターンは平日と休日で変わりますが、練習時間によって、勉強時間や遊ぶ時間が犠牲になるということはありません。
実際に水泳選手として練習に励みながら、練習前後に勉強をしている子どももいます。
これから、水泳選手の1日の流れをご紹介します。
水泳選手の1日の流れはスイミングスクールの練習時間によって異なってきますが、おおまかなイメージは掴むことができるので、是非参考にして欲しいです。
これから紹介する水泳選手としての1日の流れは、私が実際に経験してきたことになります。 水泳選手のなかでも、一番上のクラスになるので、泳いでいた距離についてはあくまでも目安にしてください。
水泳選手『平日の生活パターン』泳ぐ時間と距離、その他の時間
選手コースの練習時間は、子どものスイミング教室が終わった後になるスイミングスクールが多いのではないでしょうか。
ですから練習時間は遅くなりますし、コーチが変わることで練習時間が変更することがあるのは覚えておきましょう。
わたしが選手コースとして泳いでいた時間は、18時30分〜20時30分まで、泳ぐ距離は5000m前後になります。
ですから、学校が終わってから水泳に行くまでの2〜3時間が、遊ぶ時間若しくは勉強する時間です。
21時頃に帰宅するので、帰宅してから寝るまでの23時までは、
- 晩飯
- お風呂の時間
- 自由の時間
これらの時間を過ごしていました。
練習に行く前に軽食を食べてから練習に望んでおり、起床する時間は7時30分頃だったと記憶しています。
水泳選手『休日の生活パターン』泳ぐ時間と距離、その他の時間
水泳選手の休日は朝練がつきもので、夕練と合わせると1日で10000mくらい泳いでいました。
わたしの通っていたスイミングスクールは、8時〜10時までが練習時間で5000m前後泳いでいましが、早いところだと5時から朝練を行っているスイミングスクールもあるのです。
朝練が終わった後、夕練も18時〜20時(泳ぐ距離は5000m前後)まであるので、朝練から夕練に行くまでの間に勉強をすることができすし、同じ選手コースに通っている友人と夕練に行くまで遊ぶこともできます。
休日の帰宅は20時30分頃になるので、帰宅してから寝るまでの23時までは自由時間としてつかっていましたよ!
私が10年以上『スイミングスクール選手コース』の生活をして得た3つのもの
「水泳の選手コースで泳いでいると、他の時間を犠牲にすることはありませんか」
水泳のインストラクターをしていると、このように親が子供を心配する疑問を耳にすることがあります。
結論からいうと、選手コースで泳ぐことにより、時間を制約されるというデメリットがありますが、
- 時間を管理することができる
- オンとオフを切り替えることができる
- 進学するときに一芸一能として、他の生徒に比べ+αできる
これらのメリットもあり、私は水泳選手として生活していくなかでこの3つを得ることができました。
私は、高校を水泳の成績で推薦入試しています。 推薦入試が無い場合でも、願書の特技や一芸一能、長所の欄に大会での成績や水泳を通じて得たものを書くことができますよ!
水泳(スイミング)選手コースの辞め時はいつになるのか【事例】
ところで、水泳選手コースの辞め時っていつになるの?できれば、その理由を知りたいんだけど・・・
うん、水泳の選手コースを辞めた選手の理由を紹介すると、
- 中学生になる時期
- 受験勉強に専念するため
- 他の習い事に力を入れる
- 他の習い事を習うため
これらになるよ!
ただ、いくら親が辞めどきについて悩んでも、子どもが水泳選手を続けたければ是非とも続けて欲しいです。
一つのことを長年続けるというのは、ある種の才能で誰にでもできることではありません。
ですから、その才能を尊重して、子どもが水泳選手を続けたいのであれば最後までやりきらせてあげてみてください。
スイミングスクール選手コースの生活パターンを知って水泳選手になろう
スイミングスクール選手コースの練習時間は、場所によって異なりますが、
- 週5回〜6回の練習
- 休日に朝練がある
- 合宿がある
- 大会や記録会がある
これらがあることは、どのスイミングスクールも同じです。
生活パターンも今回紹介している『私の体験談』と大きく異なる事はないので、私生活に使える時間が変わることはありません。
選手の練習時間によって、遊ぶ時間や勉強時間が犠牲になることはないので、子どもが選手コースを目指しているのであれば、是非選手コースに向けて頑張ってみて欲しいです。
選手コースの推薦基準については「【スイミング選手育成コースになるには】推薦基準は泳力以外に2つある」こちらの記事に書いてありますので、是非読んでみてください。
おわりに:子どもの頃から水泳選手として生活してきたことに『後悔』はない
子どもが選手コースになることで、
- 朝練と夕練の2部練
- 週に6日の練習
- スイミングスクールによっては、早朝若しくは19時以降の練習
これら、水泳に費やす時間が大きくなることは事実です。
水泳に費やす時間は大きくなりますが、リオデジャネイロ五輪400m個人メドレーで金メダルを獲った荻野康介選手は、水泳選手になったことで他に使える時間が少なくなったことについて、このようなことを言っています。
もっと遊びたいと思う時期もありましたけど、結局は「ないものねだり」だと思います。忙しければ暇がほしくなるし、暇になると忙しさがほしくなる。
引用:Mizuno
私は子どもの頃から選手コースとして練習に励んでいなければ、高校の関東大会に出場することは出来なかったですし、その姿を親に見せて感動を与えることはできなかったでしょう。
水泳に費やす時間が多くなっても水泳があることで、勉強や遊び時間にメリハリをつけることができすので、是非子どもが水泳選手を目指しているのであれば『選手コース』を目指してみてはいかがでしょうか。
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