水泳初心者が平泳ぎのターンのコツを掴むために
平泳ぎのターンはタッチターンがあり、水泳初心者は主に『ひとかきひとけり』をすることができず水中から浮上してしまう、ドルフィンキックをうつタイミングが分からないですよね。
ただいくら、ひとかきひとけりやドルフィンキックが出来なくても、平泳ぎのターンを含め習得するコツはありますし、水泳選手の動画を見ることでターンの動作をイメージすることができます。
この記事では競泳種目の1つで、日本では競泳選手を中心にブレストと呼ばれている『平泳ぎのターン』を習得するために、
- ターンの種類
- ターンのコツ
- 平泳ぎのターン動作を速くする練習メニュー
- 平泳ぎのターンの疑問
- 泳法違反にならないためのターンのルール
これらをご紹介するので、是非参考にしてください。
平泳ぎのターンの種類
クロールのターンの名前と種類
- タッチターン
- 【番外】平泳ぎからクロール
平尾よおぎのターンはタッチターン+個人メドレーを泳ぐ場合を含め合計2種類あります。
ターンの動作については文字で見るより、動画で見たほうが頭にイメージを植え付けることができるのです。
頭にイメージを植え付けることで、お手本となるターン動作を練習中にイメージすることができるので、知らないターン若しくは練習しようとしているターンのやり方の動画を是非みていきましょう。
平泳ぎのターンの種類①タッチターンの動画
平泳ぎのターンの種類②平泳ぎからクロールの動画
平泳ぎのターンのコツ
平泳ぎのターンのコツ
- タッチターン
- ひとかきひとけり
- ドルフィンキック
- 平泳ぎからクロール
平泳ぎのターンのコツ①タッチターン
タッチターンのコツは主に水中にある5mラインを目印にして、手のかき数をかぞえて、最大限に平泳ぎの伸びをすることです。
5mラインからの手のかき数とターンのタイミングを合わせることで、平泳ぎの伸びが中途半端になることなくターンをすることができます。
平泳ぎの伸びが中途半端になることなくタッチすることができたら、
- 肘をゆるめながら体を横向きにする
- 膝をたたんで体を小さくする
- 肘・膝が曲がり切ったら壁を押し返す
- 横向きのまま沈む
これらを意識することがコツです。
平泳ぎのターンのコツ②ひとかきひとけり
ひとかきひとけりは正しい姿勢でストリームラインができなければ、上手くすることはできません。
正しい姿勢のストリームラインとは、頭から足にかけて真っ直ぐな姿勢を作れているか否かです。
真っ直ぐな姿勢を作るために、
- 腕の間に頭を入れる
- ストリームラインの姿勢になったとき指先を上に向けない
これらを意識していきましょう。
平泳ぎのターンのコツ③ドルフィンキック
ドルフィンキックを打つタイミングは、水中のなかで手を頭から体の横に持ってきたときです。
水中のなかで手を頭から体の横に持ってきたときに、水の勢いを減速させることなく、軽くポンっとドルフィンキックをしてください。
なおドルフィンキックのタイミングは動画を見たほうが分かりやすいので、是非下記の動画をみて頭にイメージをうえつけていきましょう。
平泳ぎターンのドルフィンキックの動画
平泳ぎのターンのコツ④平泳ぎからクロール
個人メドレーで平泳ぎからクロールのターンをするときは、
- 壁を両手でタッチする
- 水の抵抗を減らすために真っ直ぐではなく体をひねりながらターンする
これらを意識するのがコツです。
平泳ぎのターンのコツを知ったら泳ぎ方も知ろう
平泳ぎのターンのやり方とコツを知ったら、次は泳ぎ方のコツを知っていきましょう。
泳ぎ方のコツについては『【平泳ぎ泳ぎ方のコツ】手足の動かし方(タイミング)&息継ぎのポイント』こちらの記事に
- 平泳ぎの泳ぎ方の基本
- 平泳ぎのコツを学べる動画
- 種類別平泳ぎのコツ
- ゆっくり泳ぐ&速く泳ぐコツ
- 小学生や水泳初心者に平泳ぎの泳ぎ方を指導するコツ
これらをまとめているので是非参考にしてください。
平泳ぎのターン動作を速くするための練習方法
平泳ぎのターンから水中に潜りキックの動作を速くする練習方法に『エアターン』があります。
エアターンとは壁のないところでターンをすることで主に、ターンをした後の引き付け動作を速くする練習効果があるのです。
ターンをした後の引き付け動作を速くすることができるので、ターン直後のキックの動作も速くすることができます。
平泳ぎのターンを速くするエアターンの練習メニュー
エアターンの練習メニューをご紹介すると、
- 壁を蹴ってスタート
- 最初の5メートルラインでエアターン
- エアターンをして浮き上がったらエアターンを3回繰返す
- 25メートル泳ぐ
この練習方法になり、エアターンをして浮き上がったら直ぐにエアターンをして欲しいのですが、難しい場合は3回前後手のかきを入れていきましょう。
水泳の大会でクロールのターンで泳法違反(失格)にならないためにルールを把握しよう
平泳ぎのターンのコツや練習方法は分かったから、できれば大会で失格にならないためにルールを把握しておきたいんだけど・・・
うん、平泳ぎのターンのルールは、
- タッチをするとき両手でし泣けばならない
- ターンをするとき体の一部が壁に触れてなければならない
- ターン後15m以上潜水キックをしてはならない
これらになるから大会で失格にならないために覚えておいてね!
おわりに:平泳ぎのターンまとめ
最後に平泳ぎのターンのコツについてまとめると、
- タッチターン→肘をゆるめながら体を横向きにする・膝をたたんで体を小さくする・肘&膝が曲がり切ったら壁を押し返す・横向きのまま沈む
- 平泳ぎからクロール→壁を両手でタッチする・水の抵抗を減らすために真っ直ぐではなく体をひねりながらターンする
これらになります。
平泳ぎのターンのコツを掴んだら、平泳ぎを泳ぐ際のすべてのポイントを含め速く泳ぐコツを知ってみてください。
速く泳ぐコツを含め下記の記事に、
- 平泳ぎを泳げるようになるための練習方法
- 平泳ぎのドリル練習
- 平泳ぎを速く泳ぐコツ
- 平泳ぎのターンのやり方
- 私が水泳選手時代に行っていた練習メニュー
これらをまとめているので是非参考にしてくださいね!