幼児とプールにいく前に注意点を知ろう
家族でプールを楽しむためには、幼児(赤ちゃん)と遊ぶときの注意点とその対策を知っておく必要があります。
幼児と遊ぶときの注意点とは塩素対策やプール熱のことで、これらについては知っている方も多いのではないしょうか。
ただ、いくらプールで注意することを知っているといっても、その対策を知らなければ意味がありませんのでプールで遊ぶ注意点と対策を知る必要があります。
この記事を読むことで、
- 幼児とプールで遊ぶときの注意点と対策
- 2018年の夏を家族で楽しめるおすすめプール
- 幼児とプールで遊ぶときの持ち物
- 幼児のプールはいつから大丈夫か
- 幼児のプールで気をつけたい事故【元ライフセーバー体験談】
これらが分かりますので、是非家族でプールを楽しむために参考にしてください。
幼児とプールで遊ぶときの注意点と対策
幼児とプールで遊ぶときの注意点は、
- 塩素
- 中耳炎など耳鼻に関すること
- プール熱
- 日焼け
これらになります。
幼児プールの注意点と対策①塩素
プールの塩素は幼児の皮膚に刺激を与え、特にアトピー性皮膚炎の場合は刺激が強いので、アトピーの症状がひどく、範囲も広い場合はプールを控えたほうが良いです。
しかし、症状が軽く担当医から「学校生活上の配慮が必要」と申し出がなければ、アトピー性皮膚炎でもスイミングスクールに通っている子供はいるので、プールで遊んでも大丈夫でしょう。
塩素の対策としては、プールから上がった後は、
- 皮膚についた塩素をシャワーで洗い流す
- 体が乾かないうちにクリームを塗り保湿させる
これらをして肌を保湿することになります。
参考記事アトピーでもスイミングの塩素は大丈夫?通う3つの効果と注意点
幼児プールの注意点と対策②中耳炎など耳鼻に関すること
幼児と耳鼻の病気と対策については下記のとおりです。
- アレルギー性鼻炎→プールの消毒剤などの刺激で症状が悪化することもあるので、症状がひどいときは耳鼻科で診てもらうようにしてください。
- 急性中耳炎→プールには入らない!入ることで、痛みが増したり、発熱する可能性があります。
- 耳だれ→耳鼻科で状態を見てもらい、医者から許可が出たら入るようにしてください。
- 急性扁桃炎→プールには入らない!入ることで痛みが強くなったり、発熱する可能性があります。
- 副鼻腔炎→耳鼻科に通院しながら、プールは可能なので、かかりつけ医に相談して入水の有無を検討していきましょう。
中耳炎はカゼや鼻づまりが原因なので、特別指示がなければ、入浴、シャンプー、プールは、普段通りにやってかまいません。耳に水が入って中耳炎になることはありませんし、悪化することもありません。予防接種も、熱や痛みがなければ、耳鼻科としては問題ありません。
引用:http://takahashi-ent.jp/cases_commentary/index2/
参考記事スイミングを風邪で休ませる基準!子どもが通えるのはいつからなのか
幼児プールの注意点と対策③プール熱
幼児(赤ちゃん)の風邪が治りかけで、まだ体力が戻ってない場合はプール熱に気をつけていきましょう。
プール熱(咽頭結膜炎)は、プールの塩素消毒が不完全の場合、汚染された水が結膜に入り感染します。
症状は下記の通りになりますので、この機会にプール熱について覚えておいてください。
咽頭結膜熱(pharyngoconjunctival fever, PCF)は発熱、咽頭炎、眼症状を主とする小児の急性ウイルス性感染症であり、数種の型のアデノウイルスによる。
発熱で発症し、頭痛、食欲不振、全身倦怠感とともに、咽頭炎による咽頭痛、結膜炎にともなう結膜充血、眼痛、羞明、流涙、眼脂を訴え、3~5日間程度持続する。眼症状は一般的に片方から始まり、その後他方にも出現する。
感染経路は、通常飛沫感染、あるいは手指を介した接触感染であり、結膜あるいは上気道からの感染である。プールを介した場合には、汚染した水から結膜への直接侵入と考えられている。
引用:https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/323-pcf-intro.html
幼児プールの注意点と対策④日焼け
幼児を日焼けから守るためには、日焼け止めが必須になります。
ただ、日焼け止めならなんでも良いわけではなく、
- SPF50
- 紫外線吸収剤未使用
- 水に濡れても効果が持続するウォータープルーフ
- 赤ちゃんの肌の潤いを保つセラミドとヒアルロン酸配合
これらを兼ね備えている必要があるので、幼児の日焼け止めなら『ピジョンUVベビーミルクウォータープールフ』です。
2018年の夏を家族で楽しめるおすすめプール3選
幼児とプールで遊ぶときに注意したいことは分かったから、次は親子で楽しめるおすすめのプールを教えてくれない?
うん、親子で楽しめるプールのお出掛けスポットを、
- 屋内プール
- 楽しめるプール
- 日本初!人工波を体験できるプール
この3つに分けて紹介していくね!
幼児と屋内プールで遊ぶならサマーランド
幼児と屋内プールで遊ぶなら、東京都あきる野市になるサマーランドがおすすめです。
サマーランドなら、屋内に幼児が遊べるプールがありますし、それ以外にも流れるプールや洞窟内にある温水スパを楽しむことができます。
今年(2018年)は6月から、土日限定で屋外プールが一部オープンされるので、一足早い夏プールを満喫するならサマーランド一択です!
【サマーランドアクセス:所在地 東京都あきる野市上代継600】
出典:https://www.summerland.co.jp
プール用オムツOK!幼児とプールを楽しむなら各種市民プール
プール用オムツOKのプールを楽しむなら、各種市民プールです。
各市が運営しているプールは、大規模プールと違い、
- 料金や昼食代が安い
- プール用オムツOK
- 赤ちゃん用プール併設
これらのメリットがありますので、まず幼児とプールを楽しむなら各市運営のプールをおすすめします。
幼児と日本初のプールを体験するなら『Citywave』
2018年夏、東京品川(大井町)に日本初のウェイブプール『Citywave』がオープンされるのをご存知でしょうか。
ウェイブプールとは、人工的に波を作れるプールのことで『Citywave』は波のサイズを40センチメートルから130センチメートルの5段階に調整でき、子どもから大人まで楽しむことができます。
また『Citywave』は、複合スポーツエンターテイメント施設スポル内に設置されているので、ウェイブプールの他に7種類のスポーツを楽しむことができるのが特徴です。
幼児はウェイブプールの利用をできませんが、日本強いてはアジア初上陸の人口波プールのためご紹介しています。
【人工的に波を作っているプールの動画】
出典:https://youtu.be/beyUIt3-U_8
参考記事【ウェイブプール】日本(東京)にCitywave爆誕!スポル品川大井町の特徴
幼児とプールで遊ぶなら持っておきたい3つの持ち物
幼児とプールで遊ぶなら持っておきたい持ち物は、
- ライフジャケット
- 水遊びパンツ
- テント
この3つになりますので、その理由と特徴をご紹介します。
幼児(赤ちゃん)に必要な持ち物①ライフジャケット
- 海の事故から子供を守る
- 浮き具と違い、風に煽られて外れない
- 身長90セントメートルから150センチメートルまで対応可
- 笛、腰ベルト付
幼児(赤ちゃん)に必要な持ち物②水あそびパンツ
- 水に入ってもふくまらない
- スリム吸収体なので、ずり落ちない
- とっさのう◯ちもブロックギャザーでブロック
- サイズを選べる
幼児(赤ちゃん)に必要な持ち物③テント
コールマン テント ツーリングドーム/LX [2~3人用] 170T16450J
- 5分あれば組み立てられる
- 撥水加工(水を弾く)
- 小さくまとまるので車への収納が簡単
- プールだけでなくキャンプにも使える
参考記事【海水浴グッズランキング2018】品切れ続出!人気な便利アイテムまとめ
幼児のプールはいつから大丈夫なのか
ところで、幼児はいつからプールに入って大丈夫なの?できれば、その理由も知りたいんだけど・・・
幼児がプールで遊べる基準は、スイミングスクールと同じように考えてみてね。
つまり生後6ヶ月くらいからプールで遊ぶことはできるけど、施設によっては遊べる年齢の指定があるので、プールに行く前に必ず確認するようにしていこう!
幼児のプール事故を未然に防ぐために【元ライフセーバー体験談】
幼児のプール事故は主に、親が目を離した一瞬のすきに発生します。
例えば、私はライフセーバーをしていたころ、水深数㎝のプールで幼児が溺れる事故に遭遇しました。
「このくらいの深さで溺れることはないだろ」プールの水深が浅いところだと、このように思うかもしれませんが、プールの事故は水深数㎝あれば起こります。
プールの事故を未然に防ぐためにも、親は幼児から絶対に目を離さないようにしていきましょう!!
おわりに:幼児プールの注意点と対策【まとめ】
幼児とプールの注意点と対策をまとめると、
- 塩素→皮膚についた塩素をシャワーで洗い流す、体が乾かないうちにクリームを塗り保湿させる
- 中耳炎など耳鼻に関すること→医師に要相談する
- プール熱→風邪の治りかけの時期は特に感染しやすいので、プールは控える
- 日焼け→幼児用の日焼け止めを選ぶ
これらになりますので、プールで遊ぶ前にしっかり対策していきましょう。
また、毎年夏になるとプールの事故が多発します。
プールの事故は子どもから目を離した一瞬の隙に起こるのです。
この事故を未然に防ぐためにも、プールで遊ぶときの注意点と併せて、プールでは子どもから絶対に目を離さないようにしていきましょう!