水着の劣化を防ぐために泳いだ直後に手洗いしよう
水着の洗い方は主に手洗いと洗濯する方法があります。
ただいくら洗い方を知っていても、水着の繊維(主にポリエステルとポリウレタン)を劣化させる洗い方では水着は長持ちさせることはできません。
またスイミングやジム、海で水着を使用するかで洗い方のコツは異なってくるのです。
この記事では水着を長持ちさせるために、
- 水着2種類の洗い方
- ケース別の水着の洗い方
- 水着を着るときから保管するまでの注意点
- 私の選手時代の練習用水着と試合用水着の洗い方
これらをご紹介していきますので是非参考にしてください。
水着2種類の洗い方
水着の2種類の洗い方
- 手洗い
- 洗濯機
水着の洗い方①泳いだ直後に手洗いで洗う
水着を劣化させる原因は主に、
・塩素
・洗剤
・洗濯で起きる擦れ
・熱
これらになるので、水着を長持ちさせたければ泳いだ後すぐに軽く手洗い(ゴシゴシやりすぎないように注意)をして塩素を落とすことをおすすめします。
手洗いで洗うときの目安は主に塩素のにおいがなくなるまで(20秒前後)です。
水着の洗い方②自宅に帰り手洗いで洗う
自宅に帰った後、手洗いで洗う場合は、
- 洗面台やバケツにぬるま湯を入れる
- 石鹸や中性洗剤で軽く手洗いをする
これらの方法で洗った後、タオルに挟んで水気を吸わして陰干しをしてみてください。
水着は日干しすることで繊維が傷んでしまうので、水着を干すときは必ず陰干しです。
①洗濯は中性洗剤で軽く押し洗いしてから十分にすすいで下さい。干すときは形をととのえ、必ず直射日光の当たらないところで陰干しして下さい。
②漂白剤は絶対に使用しないで下さい。
③洗濯機、乾燥機、アイロンの使用はさけて下さい。
引用:https://www.mizuno.co.jp/customer/faq/wear/qa/mizugi.aspx
水着の洗い方③自宅に帰り洗濯機で洗う
水着を洗濯機で洗うときは水着のタグをみて、洗濯不可の表記がなければ、
- 洗濯ネットに入れる
- 手洗い(ドライ)コースを選択
- 上下が分かれている水着の場合は一緒に洗う
これらに注意して、洗濯機で洗っていきましょう。
ホックやファスナーなどを閉じ、洗濯ネットに入れて洗いましょう。
ビキニやセパレーツなど上下が分かれている水着の場合は、別々に洗うと、色の差がでることがあるので、必ずセットで洗いましょう。
引用:https://mykaji.kao.com/washing_guide/10389/
プール&ジムと海での水着の洗い方
水着の2種類の洗い方は分かったんだけど、プール、ジム、海でつかうときの洗い方は同じで良いの?
うん、水着の洗い方はプール、ジム、海で使うときそれぞれコツが異なるのでケース別の洗い方をご紹介するね!
水着の洗い方①プール&ジム
プールで水着を洗うときは先ほど紹介したとおり、
- 泳いだ直後に手洗い
- タオルに直ぐ挟む
- 自宅に帰り手洗い若しくは洗濯機
- 陰干し
この流れになります。
水着の洗い方②海
海で水着を洗うときは、シャワーなどが設置してある場合は直ぐに手洗いをして、
- 宿泊している:宿に帰ったら直ぐに陰干し
- 日帰り:タオルに挟んで水気をとり、車で帰る場合は日が当たらない場所に保管した後、帰宅したら直ぐに陰干し
これらの洗い方をしていきましょう。
水着の洗い方を習得したら着るときから保管方法までの5つの注意点も覚えよう
水着を着るときから保管するまでの注意点
- 水着を着るときの注意点
- 泳いだ後の注意点
- 洗濯するときの注意点
- 干すときの注意点と脱水機にかけないほうが良い理由
- 保管方法の注意点
水着を着るときの注意点
水着を着るときは主に、
- 化粧品がつかないようにする
- プールで滑り台を使用するなら摩擦熱で生地を傷めるので、スイミングスクールで使用している水着は避けたほうが無難
- サウナー、ジャグジー、温泉などでも記事が熱で劣化するので競泳用水着は避ける
これらに注意していきましょう。
泳いだ後の注意点
プールで泳いだ後は、
- 直ぐに水で手洗いする
- タオルで水気をとる
- ドライヤーを使用しない
- 濡れたまま長時間放置しない
これら水着の繊維を傷つけたり型崩れしないように注意してください。
水着を洗濯するときの注意点
水着を洗濯するときは主に石鹸か中性洗剤で軽く手洗いをして、以下のことに注意してほしいです。
- 漂白剤は絶対禁止
- 洗濯機、脱水機、ドライヤー、アイロンは使用しない
水着を干すときの注意点と脱水機(乾燥)にかけない方が良い理由
水着を干すときは、直射日光のあたらないところで陰干しするようにしてください。
また、陰干しする前に水着の形を整えるのも長持ちさせるポイントです。
脱水機については、脱水機を使用することで水着の繊維が傷つくので使わないようにしていきましょう。
水着の保管方法の注意点
水着は主に伸縮性の優れているポリウレタンの糸を使用しているので、高温多湿の場所に収納すると糸が痛み劣化してしまいます。
また洋服と同じ場所に保管するなら、
- 防虫剤など薬剤との接触を避ける
- パット付き水着の場合は型崩れしないようスペースに余裕を持つ
これらの対策をして、水着の劣化を防いでいきましょう。
水着のタグに洗濯機不可のタグがついているとき洗濯機で洗うのはダメなのか
ところで水着のタグに洗濯機不可の表記がついているとき、洗濯機は使用してはいけないのかな?
洗濯機不可の表記がついていても、めんどくさいから洗っちゃうんだよね・・・
うん、めんどくさい気持ちはわかるけど、水着のタグに洗濯機不可とついているなら洗濯機ではなく手洗いした方が無難だよ!
その理由は、洗濯機を使用することで水着に使われている素材(主に塩素に強いポリウレタン糸)が劣化するからです。
水着に使われている糸が劣化することで、水着の寿命も短くなるからできれば洗濯機ではなく手洗いをしていこう!
子供(水泳選手時代)のときにやっていた水着の洗い方!試合用と練習用とでは洗い方は異なる
わたしが選手時代のときの水着の洗い方は、
- 練習が終わったら20秒くらい水洗いする
- タオルに水着を挟んで水気を取る(無意識にやってました)
- 自宅に帰ったら洗濯カゴに入れる(試合用水着は洗濯せず絶対に手洗い)
- 洗濯が終わったら陰干し
この流れになります。
試合用水着については洗濯機に入れることで繊維が傷つき、水の抵抗を減らす効果がなくなったら嫌だったので絶対に手洗いをしていました。
また練習用水着については洗濯不可の表記がついていても、正直なところめんどうだったので洗濯機で洗っていましたね。
ただ上記でも書いてますが練習用水着であろうと長持ちさせたければ洗濯機ではなく手洗いで洗うことをおすすめします。
おわりに:水着の洗い方まとめ
最後に水着の洗い方をまとめると、
- 泳いだ直後の洗い方:泳いだ後すぐに軽く手洗い(ゴシゴシやりすぎないように注意)をして塩素を落とす
- 自宅に帰った後の洗い方:洗面台やバケツにぬるま湯を入れた後、石鹸や中性洗剤で軽く手洗いをする
- 洗濯機での洗い方:洗濯ネットに入れた後、手洗い(ドライ)コースを選択して上下が分かれている水着の場合は一緒に洗う
これらになり、洗い終わった後は水着を長持ちさせるためにタオルで水気をとり陰干ししていきましょう。
また水着の洗い方を修得したら、次は目的別の水着の選び方や水着の劣化しやすい場所を『【プール水着】種類別(男上着含む)の選び方!洗い方&洗濯の注意点』こちらの記事を参考に併せて知ってみてください!